2025年04月30日

イスラエル国を解体するには、まず我々が・・

 2024年6月1日、文京区民センターにて「5・30リッダ闘争 52周年記念集会」が行われ、パレスチナ問題の研究を続ける東京大学名誉教授・板垣雄三さんの講演に続いて、重信房子さんと足立正生さんを交えた討論が行われた。板垣さんの発言と当日配布のレジェメから少しだけ引用する。

 1971年のある日。既に板垣さんはパレスチナ問題についての高名な研究者だったが、3人の学生が板垣さんを訪ねてきた。彼らは「ベイルートで生活するために必要なことを教えてほしい」という。何かを直感した板垣さんは、彼ら3人の容貌など極力記憶に留めないようにしつつ、「現地社会を理解するように」などと諭したという。
 翌年5月、「鹿児島大学の学生の・・・」というニュースに接し、やはりあの3人だったのか、と思ったそうな。つまり板垣さんを訪れた学生たちが、リッダ闘争(俗に言うテルアビブ空港乱射事件)に決起した3人だった・・・。
 以上の心温まるエピソード(笑)はさておき、

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2025年04月05日

映画「逃走」観てきました!

 2025年3月18日、渋谷のユーロスペースで、東アジア反日武装戦線「さそり」のメンバーだった桐島聡さんを描いた「逃走」を観てきた。平日なのにそこそこ席が埋まっていた。2時間の大作だったが飽きさせない内容だった。
  ご注意!この記事の後半にネタバレあります!


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東アジア反日武装戦線には、どういう目的と信念があったのか?

 桐島聡さんが亡くなって1年以上経ち、映画「逃亡」が公開された。7月には「桐島です」が公開予定だという。
 しかし「逃亡」は、東アジア反日武装戦線について関心が無かった人にはピンとこない部分もあるだろう。桐島さんと同時に逃亡し、神社で落ち合っていた人は?毒を飲んで自殺した人は?知ってるわけないよね。
 そういう俺も知らぬも同然なので、いまさら情けないがウィキペディアその他から簡単に整理してみる。

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2025年02月16日

戦争は人間の精神を破壊する!――「映像の世紀バタフライエフェクト 戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢」

 2025年1月20日、NHK総合で放送された「映像の世紀バタフライエフェクト 戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢」を観た。第一次世界大戦から現代までの、戦争によって心に深い傷を負った兵士たちを映像で追う貴重なドキュメントだ。各種の有料サービスで視聴可能のようなので、是非観てほしい。

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2024年12月20日

「ヨーロッパのツケはヨーロッパの外へ」 ーーイスラエルの「征服型植民主義」

 引き続き、「ユダヤ人とイギリス帝国」(度会好一/著 岩波書店 2007年11月27日 第1刷)からの引用、及び私見。一つにまとめるつもりが、長くなりすぎて3分割にしちゃったよ。
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2024年12月18日

バルフォア宣言という「分水嶺」から、ナクバへ・・

 引き続き、「ユダヤ人とイギリス帝国」(度会好一/著 岩波書店 2007年11月27日 第1刷)からの引用、及び私見。
 部分的に「ユダヤ人の歴史 下巻」(ポール・ジョンソン/著 徳間書店 2000年1月20日 第2刷)、及びウィキペディアからの引用。

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2024年12月16日

「近代シオニズムの父」テオドール・ヘルツルってどんな人?

 この投稿は、特記以外は「ユダヤ人とイギリス帝国」(度会好一/著 岩波書店 2007年11月27日 第1刷)からの引用、及び私見。俺みたいな無学にはかなり難しい本だけど、イスラエル建国に至る過程がよく理解できる。とてもお勧め。やっぱネット見てるだけじゃダメだよ、本読まなきゃ。
 部分的に「ユダヤ人の歴史 下巻」(ポール・ジョンソン/著 徳間書店 2000年1月20日 第2刷)、及びウィキペディアからの引用。
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2024年10月27日

バイク専用サーキットで走ってみました(2)

 ずっと昔、某工場で派遣社員をやっていたころ、休日に運動のため自転車でさいたま市の自宅から出発し、荒川沿いを北上してみることが多かった。ちょっとお腹のお肉が気になるから、ブルースリーみたいな細マッチョになればモテモテだろうと思って。なれなかったし、モテなかったけど。もっとも今と比べりゃ全然細かったけど。まさかこんな太鼓腹になるとは思わなかった。
 桶川にあるホンダエアポートの近くで、何やらバイクの排気音がする。覗いてみたら、小さいサーキットでいろんな種類のバイクがグルグル走ってた。楽しいそうだな、俺もそろそろバイクの免許取ろうかな・・・と思ったが実際にバイクの免許を取るのはそれから数十年後だったが。そのサーキットはおそらく、「桶川スポーツランド」(以降、桶スポ)だったに違いない。
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2024年10月19日

バイク専用サーキットで走ってみました(1)

 「クイック羽生」のような低速コーナーばかりのコースは、基礎的な練習になると思うけど(後からそれを強く思い知らされる)、やっぱ、バイク専用のサーキットで走ってみたい!そのためには、フルフェイスのヘルメット以外にも、最低限、レーシンググローブ、レーシングブーツ、革製のレーシングスーツが必要だ。セパレートじゃなくてツナギにしなきゃ。セパレートタイプ許可のサーキットもあるが、ツナギじゃなきゃダメっていうとこもあるから、ツナギにしといたほうが無難だろ。しかし俺の腹に合うサイズのはバイク用品店に置いてないから、通販で買うしかない。 試着せずに買うことになるが。
 スピード・オブ・サウンドってゆう製品に、俺の腹回りに合いそうなLLの2ワイドのがあった。背丈180pくらいの逞しい人が着るようなサイズだけど、俺は腹だけじゃなく全身にまんべんなくお肉がついてるからちょうどいいかも。お値段もお手頃。もちろんMFJ公認。もうこれっきゃないね。たぶん俺の腹もおさまるだろう。音速って意味だけど、SOSって略しちゃうと縁起悪いな。SOS! SOS! ほらほらスタッフ急ぎなさい、今日もまたヘアピンコーナーで、中年ライダーこけたwww

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posted by 鷹嘴 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

「イスラエル人よりも、ハマスの活動家のほうが、古代ユダヤ人の子孫である確率は高いだろう」・・・【ニュース拾い読み(5)+人様のツイートをパクリ】

 2023年10月7日から、あと数日で1年。イスラエルによるガザ市民虐殺は未だに続いている。
 8月10日には避難所となっていた学校を爆撃し100人以上を虐殺。8月14日には、夫が役所に出生届を出しに行っている間に妻と二人の新生児を爆撃で虐殺した。(このニュースは誰しも、心を痛めるどころではない衝撃を受けるだろう)
 8月27日には国連の世界食糧計画(WFP)の車両が銃撃されたため、支援物資搬入を一時見合わせることとなった。こういうケースが再三あるから故意に思える。イスラエル側はミスだと釈明するが、国連のマークがついているのにミスがあるか。支援活動を委縮するつもりではないか。
 しかもヨルダン川西岸では入植者のパレスチナ住民への暴力が激化。家屋や車への放火、銃撃を行い犠牲者が出ている。銃殺事件についてはさすがにイスラエル政府も「厳格」に捜査すると述べているが、本気で取り締まる気があるのか。そもそもイスラエル軍がテロ掃討と称して住民も国連職員も虐殺し、道路や水道施設などインフラを破壊している。ヨルダン川西岸からもパレスチナ人を追放するつもりなのか。
 一方イスラエル国内では、刑務所でパレスチナ人に性的暴行を加えて逮捕された兵士らを「釈放せよ」「レイプする権利はある」、などと主張する極右の暴動が発生した。しかも閣僚がレイプ犯を「賞賛」しているという。こいつら全員頭のネジが外れているのか?ヤバい薬をキメてるのか?

 なぜイスラエル国とその国民はこのように残虐で、かつその残虐性を誇るのだろうか。もしかしたら他の人類とは根本的に何かが異なっているのだろうか・・・などと言うのは無意味すぎるし、単なる差別だ。シオニストを批判できなくなる。日本も最近ヘイトが激化しているように見えるが、この列島でも有史以来、差別と虐殺に満ちているではないか。これが人間の本性だと言ってしまえばオシマイだが。
 国民性や民族性などと言ってはダメだし、意味がないよ。そもそもイスラエルという国は大半がユダヤ人だが、それは欧米各国からの移民と、アラブ系の人々など、多様なルーツの人々で構成されているではないか。

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posted by 鷹嘴 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | パレスチナ情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする