2022年08月22日

人は人を殺せない・・・のか?(4)

 遅くなったが(3)の続き。その前にちょっと雑談。

・ 日本の鎌倉時代の頃の「いくさ」というのは、武将が「やあやあ!我こそは・・・」と、「名乗り」を上げるのが慣例だったらしいね。だけど元寇のとき、モンゴル軍にはそんなルール無いからやられちゃたとか。
◇ 「やあやあ我こそは!」戦における名乗りは戦国時代どう変化した? | 戦国ヒストリー

・ どこで読んだのか誰から聞いたのか憶えていないが(ガセネタかもしれませんがご容赦を!)、内容だけは強く印象に残っている話。あるジャーナリストが紛争地を取材した際、激しい戦闘が行われていて、あと少しで勝敗が決するはずなのに、日没になると途端に両軍とも戦闘を止めてしまうんだと。「戦争くらい真面目にやれ!」と思ったそうな。

・ かなり昔の「週刊朝日」に掲載されていたが(何年何月号だったか憶えていないが)、ソ連軍と闘うアフガニスタンの戦士を取材した日本人女性ジャーナリストの話。
 彼女の感想だと、戦士たちの日常は実にのんびりしたものだったらしい。東洋の女性が珍しかったせいもあるだろうが人気者になり、現地語で「つぼみ」を意味するニックネーム(そういう年齢ではなかったのだが)をつけられたそうな。外国人ジャーナリストと遊んでる暇があったら、ソ連軍の拠点にロケット弾撃ち込むとか出来るんじゃないの?そういう緊迫感は無かったみたいね。
 ところがある日、銃声が鳴り響いて、戦士たちが「ルーシー!ルーシー!」(ロシアだ!)と叫び、「ああ、ここじゃ戦争をやってるんだっけ」と思い出したという。取材の期間を終えて帰国したが、「またあそこに遊びに行きたいな」と語った、とのこと。

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posted by 鷹嘴 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする