2023年10月7日から、あと数日で1年。イスラエルによるガザ市民虐殺は未だに続いている。
8月10日には避難所となっていた学校を爆撃し100人以上を虐殺。8月14日には、夫が役所に出生届を出しに行っている間に妻と二人の新生児を爆撃で虐殺した。(このニュースは誰しも、心を痛めるどころではない衝撃を受けるだろう)
8月27日には国連の世界食糧計画(WFP)の車両が銃撃されたため、支援物資搬入を一時見合わせることとなった。こういうケースが再三あるから故意に思える。イスラエル側はミスだと釈明するが、国連のマークがついているのにミスがあるか。支援活動を委縮するつもりではないか。
しかもヨルダン川西岸では入植者のパレスチナ住民への暴力が激化。家屋や車への放火、銃撃を行い犠牲者が出ている。銃殺事件についてはさすがにイスラエル政府も「厳格」に捜査すると述べているが、本気で取り締まる気があるのか。そもそもイスラエル軍がテロ掃討と称して住民も国連職員も虐殺し、道路や水道施設などインフラを破壊している。ヨルダン川西岸からもパレスチナ人を追放するつもりなのか。
一方イスラエル国内では、刑務所でパレスチナ人に性的暴行を加えて逮捕された兵士らを「釈放せよ」「レイプする権利はある」、などと主張する極右の暴動が発生した。しかも閣僚がレイプ犯を「賞賛」しているという。こいつら全員頭のネジが外れているのか?ヤバい薬をキメてるのか?
なぜイスラエル国とその国民はこのように残虐で、かつその残虐性を誇るのだろうか。もしかしたら他の人類とは根本的に何かが異なっているのだろうか・・・などと言うのは無意味すぎるし、単なる差別だ。シオニストを批判できなくなる。日本も最近ヘイトが激化しているように見えるが、この列島でも有史以来、差別と虐殺に満ちているではないか。これが人間の本性だと言ってしまえばオシマイだが。
国民性や民族性などと言ってはダメだし、意味がないよ。そもそもイスラエルという国は大半がユダヤ人だが、それは欧米各国からの移民と、アラブ系の人々など、多様なルーツの人々で構成されているではないか。
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