2008年07月04日

中国貴州・強姦殺人隠蔽事件

中国ってのは外国人が大麻を持っていただけでも死刑にする国だが、場合によっては強姦殺人の容疑者があっさり釈放されることもある。
貴州で起きたこの事件は、容疑者の一人が公安幹部の息子だったという情報もあるらしい。被害者の遺族が警察に抗議すると暴行を受け、地元住民の怒りが爆発した。
当局は激しい弾圧を加え、デモの写真を掲載したニュースサイトをアクセス不能にし、一方で被害者は自殺したという見解を発表したが、「ネット上の掲示板などでは2日も『当局の説明は信用できない』などとする書き込みが多数を占めている」という。当然だな。
中国共産党政権は体制維持のためには手段を選ばないようだが、このような隠蔽工作は逆に自らの首をしめることに気付いていないようである。
◇ 中国・貴州で数万人デモ 強姦捜査に不満、警察と衝突 (魚拓)
◇ 黒こげ警察車両 警官、銃構え威圧 中国貴州暴動 (魚拓)
◇ 中国・貴州騒乱、300人逮捕の情報 当局がネット閉鎖 (魚拓)
◇ 少女の死因、再調査を開始 中国貴州省当局 (魚拓)
◇ 中国・貴州暴動 4人死亡か 実力行使、批判再燃も (魚拓)
◇ 貴州省騒乱発端の少女「自殺だった」 当局が異例の説明 (魚拓)

しかも遺族は当局に、 「3万元で手を引け」と脅迫されているという。
「私はただの農民で何もできない。政府の言うことを受け入れるしかない」
◇ 遺族に役人が「3万元で手を引け」 貴州騒乱で香港紙 (魚拓)
この恐ろしい仕打ちに、激しい怒りをもって抗議したい。この悪辣な政権が一刻も早く崩壊することを望む。
posted by 鷹嘴 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の人権問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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