神奈川県藤沢市の生コン業者「六会コンクリート」が、溶融スラグという、ごみ焼却場から出た灰をコンクリートに混ぜていたことが明らかになった。
同社が製造した生コンは、神奈川県内のマンションや橋など約300物件で使われている可能性があるらしい。
◇ 生コン:違反原料の溶融スラグ混入 強度不足、2棟使用−−神奈川・藤沢の業者 (魚拓)
◇ JIS違反知りつつ生コン製造 300物件に使用か (魚拓)
・・・コンクリートとは、セメントに骨材(砂、砕石)と水を混ぜた物。生コンとは水を混ぜてタンクローリーに積み込み、建築現場でそのまま使えるようにしたコンクリートである。
水の量が適正値より多ければ流動性が増し打設作業が容易になるが、乾燥後も強度が不足したコンクリートになってしまう。また、十分に塩分が除去されていない海の砂を骨材に用いれば、コンクリートの中の鉄筋が腐食し、劣化が早まる。
このようにコンクリートの施工には厳しい管理が求められるのだが、この業者は骨材に用いる砂の代わりにゴミの燃えカスを使っていたのである。
この生コンが使用されたマンションではコンクリートの表面に剥離が発生し、工事が中断しているという。取り壊すっきゃやないね。(つーか剥離が発生したからインチキに気付いたとか?すぐ現象が現れなければ誰も気付かず、住人が入居して何年か経ったあと崩れたかもね)
こんなことをする業者は直ちにタイーホしてほしい。つーか偽装設計や手抜き工事が散々問題になっているのに、またしてもこういう不正が行われていたとは・・・真面目な仕事をするとみんな倒産しちゃうからか?
2008年07月11日
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参考資料
>http://www.tdb.co.jp/tosan/jouhou.html
他所からの転載で恐縮ですが
2008/07/09(水) 22:51:32.14 ID:8Lxo7qIs0
姉歯のせいで建築基準を厳しくして
審査を三ヶ月くらいかけるようになった。
いままではすぐに建築に取り掛かれたのに、
ある日突然、三ヶ月後からってなったから、
まるまる三ヶ月建築に入れない空白ができた。
体力がないところが三ヶ月も仕事できなかったら潰れるに決まってるし
大手でも、だいぶ体力消耗したから何かあったら潰れるって状態になった。