麻生外相、中国に姿勢転換促す
2005年12月07日22時47分
麻生外相は7日、日本記者クラブでの記者会見で、小泉首相の靖国神社参拝について「中国や新聞に言われたからやめるというのは一国の首相としてやるべきではない。自分で判断することだ」と語り、首相の意向を尊重する考えを示した。質疑に先立って行われたアジア外交演説では、中国について「個別の問題で全体を損なわず、和解と協調の精神で過去を克服し、過ぎ去った事実を未来への障害としないことが重要」と述べ、中国側に靖国問題を理由に首脳対話を拒んでいる姿勢の転換を促した。 演説で麻生氏は、過去の歴史について「韓国、中国の人々に与えた苦痛を重く受け止め、反省の気持ちを持ち続ける必要がある」と述べるとともに、「平和を求め、過去の過ちを繰り返すまいとの心情に偽りないことを、両国の人々に虚心に眺めてほしい」と述べた。 そのうえで、中国の台頭について「日本が待ち望んでいた事態」と歓迎する半面、「経済面にとどまらず、軍事予算や軍事行動、社会や政治制度のあり方でも透明性を求めたい」と呼びかけた。さらに、地域や国際社会での役割に期待を示しながらも、「基本的にノーを言う勢力から脱皮し、『建設的な勢力』に成長していくことを望む」と注文をつけた。 また、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日中韓、インド、豪州、ニュージーランドが参加する初の東アジアサミットについて「民主主義という基本的価値観の共有」を強調、ASEAN内で影響力を増している中国を牽制(けんせい)した。 韓国について「価値観の基本を共有する頼もしいパートナー。アジアの二大民主主義国という気概で安定と発展に尽くしたい」と述べるなど、持論である中韓両国を区別して位置づける考えを改めて示した。 |
「過ぎ去った事実を未来への障害としないことが重要」ってことを被害を受けた側が言うのなら分かるんですけどね。本当に麻生とか小泉とかのバカさ加減には言葉もありません。
・・・ところで60年前の今日、どこかのバカな国が、石油や鉄鋼を買えなくなったことに逆ギレして自殺的な戦争を始めましたよね。(しかも石油を買えなくなった理由はすでに他の国を侵略してたから。アホ杉w)
この麻生外相は朝日新聞の記事で、首相&国会議員の靖国参拝を中韓が非難しているのを「別に中韓だけがアジアというわけでなし」と外国の記者相手に発言していました。
誰も「麻生さん、インドネシアの教科書が日本の悪行をどれだけ手厳しく書いているか調べたことがありますか?」
と言わなかったのが不思議ですね。
それとガンジーが三国同盟と日中戦争を非難する書簡を送りつけていたことくらい中学の教科書にも明記された事実です。
日本の侵略で被害をこうむったのが中韓二カ国だけだと思ったら大間違いですよ。
インドネシアのなんという教科書がなんと書いているのでしょうか?ただひとつの本の内容を指してインドネシアの一般論とするわけには参りませんから。