【追記のお知らせ 2017年4月9日】
 記事「【5月7日】雁屋哲さんの講演+井戸川克隆さんと対談」に、「美味しんぼ『鼻血問題』に答える」から福島現地での鼻血の症状についての報告例を引用しました

2008年07月22日

松井大将ゆかりの地を探すぞ(伊豆で)

かねてからの同居人の希望で、伊豆の吉奈温泉の「東府屋」という旅館に一泊した。
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知らなかったが俺が大っ嫌いな球団の選手や、文豪志賀直哉や、猟銃自殺した俳優の田宮二郎なども投宿したことのある、由緒ある温泉宿らしい。猪鍋が美味かったぜ。平日なので風呂はほとんど貸し切り状態。深夜に露天風呂に入って、どうせなら若い娘さんと来てみたいなあ、とか妄想に耽ってしまったw

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ところですぐ近くの日蓮宗のお寺「善名寺」で、このような記念碑を見つけた。なんか最近日蓮宗に縁があるなあw

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裏側には「陸軍大将松井石根」と刻まれている。大将が何人もいるわけねえから、かつての中支那方面軍の総司令官、つまり南京大虐殺の原因を作った松井石根のことなんだろう。(参考)この温泉地で湯治していたのか、ただ名前を貸しただけなのか分からんけど・・・。そういえば伊豆には松井大将ゆかりの有名な場所があったよね?


翌日は、毎年のことだが下田の爪木崎でウツボにビビリながら波間を漂い、日焼け止めの塗り方が甘かったせいで赤鬼になってしまった(笑)
そして帰りは、どうせ近くを通過するのでせっかくだから熱海にある興亜観音を見物に行った。松井石根が日中双方の戦没者を供養するため、という名目で建てた観音像である。前日に携帯でググって案内サイトを見つけた。ご丁寧に地図まで掲載してあったが老眼のせいで携帯の画面に表示される小さい字は読めず、かなり迷ってしまった。
国道135号(有料道路じゃない方!)を東京方面に進み、熱海駅をから狭い急坂を登り、一応駐車場のつもりらしいスペース(Uターンするのも大変なほど狭かったぜ)から少々歩いて登った山の中にある。その途中の民家に住んでいる管理人(かなり高齢の女性)が、夕方なのにわざわざガイドしてくれた。「東京裁判なんて単なる報復だ」とか、「松井大将は平和のために力を尽くしたのに」とか、聞いたようなことを滔々と語る彼女に、俺は適当に相槌を打ち、同居人は興味なさそうにキョロキョロしていた。クマさんとかK−Kさんとか連れてこなくてよかったなw

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せっかくの観音像がひどい手ぶれになってしまった・・・

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となりの「七士之碑」は昔、過激派に爆破されたことがあるらしい。

知らなかったがここは「宗教法人 礼拝山興亜観音」だという。本堂の中にも案内してくれて、線香をあげて手を合わせる俺らの横で彼女は大きな声で「南無妙法蓮華経!」と唱えた。
司令官を更迭された松井は帰国後、熱海のこの近辺に住んでいたという。養女がいたが亡くなり、この観音像を守っているのは彼女らである。
そのあと、となりの休憩所で「興亜観音を守る会」のパンフレット類とお茶菓子を頂いてしまった。ちょっとお賽銭入れただけなのに恐縮だな。室内には映画「南京の真実」のポスターも飾られていた。

ここで貰った「興亜観音ってなぁーに 子や孫に語り継ぐ一問一答」という小冊子は、祖母が孫に先の大戦の「真実」について、東京裁判という「復讐劇」について語るというお決まりの内容だが、ちょっとお茶目な部分もある(笑)
「大東亜戦争はアジア解放のため」などという部分があるが、その数ページ前では「支那事変の原因はアメリカの野望とソ連の謀略に日本が巻き込まれたため」という記述がある。どっちやねん!
南京大虐殺については「お祖父ちゃんは無かったと思っている」「最前線ではどうしても多少の不祥事はあったろう」「防ぎきれない事件もあったと思う」「市民を計画的に何万人も殺したわけではない」「ポルポトの方がひどい」などと、月並みだが意外と腰砕け?な記述だった。
そして松井という人物は、欧米に対抗してアジアに平和と繁栄をもたらす「大アジア主義」の信奉者であり、敵味方の区別なく弔ったことも、この「大アジア主義」の思想に基づいている・・・という。まあそういう理想はともかくさ、戦争するときはまず兵隊の食糧とか準備してからじゃないとね。てか勝手に進軍しちゃだめだよ。そういう勝手な部隊が出てきたら制止しなきゃ。それからこれは松井のせいじゃないけど、戦争を始める前にちゃんと宣戦布告しなきゃね。
こういう常識を知らないウヨさんたちがもてはやすから、松井ら「A級戦犯」は冥土で亡者仲間に冷やかされてるだろうな。「オタクら娑婆で人気者ですなw」って。まあ俺だって東京裁判なんて茶番を支持するつもりはないけどね。
彼らも今では世界平和を祈ってると思うよ。ブッシュや胡錦濤のところに化けて出てくるかもね。「いまアメリカや中国がやっていることは昔の日本と同じですよ!」ってね。まあ成仏してね。

ガイドのおばあちゃん、頑張ってるみたいだけど体に差し支えない程度にしてね。今度いつ行くか分からんけど、それまで元気でね。
posted by 鷹嘴 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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