(問答有用より転載)
天洋食品のギョウザが中国でも中毒事件を起こしていたことが明らかになりましたが、日テレが現地の検疫機関の職員から取材したところによると、政府機関が天洋食品からこの回収済のギョウザを買い取り、この職員も食べたそうです。(天洋食品とは河北省政府が経営する企業なので、損害を少なくするため身内に買い取らせたのかもしれません)
「食品生産監督管理局」の局長が自殺したそうですが、この人物が不正に絡んでいたか、あるいは口封じのために消されたのかもしれません。
しかし、毒物が混入している可能性があるので回収した食品を、また人の口に運ぶとは、今の中国は国家の体を為さず、単なるチンピラ・ならず者集団の支配下にあると言わざるを得ません。
日本政府はそのならず者集団の要求を呑んで、食品安全にとって重大な情報を隠蔽していたとは・・・所詮日本政府にとっては、国民の生命よりもアメリカや中国のご機嫌をとる方が大事なんでしょうな。
◇ 中国製ギョーザ中毒:中国で中毒 天洋食品製、メタミドホス回収後に流通 (魚拓)
◇ 回収ギョーザを政府機関が買い取りか (魚拓)
◇ 中国:ギョーザ検査の担当局長が自殺−−香港紙報道 (魚拓)
◇ 中国製ギョーザ中毒:高村外相「中国側が口止め」 中国国内での中毒、7月初めに報告 (魚拓)
2008年08月10日
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確かに中国の政治体制には問題がありすぎますが、このケースに関してはまず天洋食品という企業の体質に対して怒らなくてはならないでしょう。
船場吉兆の事件を取り上げて「今の日本は国家の体をなさず(以下略)」と言われたらなにを大げさなことをと思うでしょう。
このケースでは、回収されたギョーザが政府機関を通じて人の口に渡ったわけですから、少なくとも日本ではありえないことだと思います。