ノーベル平和賞の候補に名前が挙がっていた中国の人権活動家・胡佳さんは、共産党政権の弾圧を受け服役中であるが、妻の曽金燕さんも自宅で軟禁状態に置かれている。
その曽さんが、五輪開幕の前日の8月7日から、閉幕の前日の8月23日まで、ホテルに監禁されていたことがあきらかになった。各国のジャーナリストとの接触を防ぐためだったと思われる。
◇ 人権活動家の妻子、五輪の前日に軟禁 中国当局 (魚拓)
しかし五輪が終わっても自宅で軟禁状態なので、夫妻の長女の胡謙慈ちゃん(0歳11ヶ月)を日光に浴びせることも出来ず、健康上の障害が懸念されている。予防接種を受けさせるため外出するのも妨害されるという。服役中の胡さんは肝硬変を患っているが、薬を届けることもできない。
8月に胡さんが他の受刑者に人権問題について語ったところ、一日中手足を縛られて独房に監禁された。支援者は「当局は胡氏を病死させるつもりではないか」と憤っているという。
このような残忍な中国共産党政権が早く崩壊し、胡佳さん夫妻を含めた弾圧被害者が解放され、全ての国民、チベット族・ウイグル族など諸民族が自由を得ることを強く願う。
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2008年10月16日
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http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20081008/1223394762
・「日教組」の元書記長がノーベル賞をとった!?
日教組や赤旗を散々罵倒してきた人々には、益川氏の受賞を喜ぶ資格があるのか、徹底的に問い詰めてみたいものです。