この遊戯はスポーツ競技の中にも取り入れられている模様である。何が楽しいのか分からんが氷の上をトラックに見立ててグルグル競争したり、棒切れを持って缶詰みたいな黒い物体をみんなで追かけ回し、時に殴りあったりする競技に熱中している人々がいる。俺にとっちゃ氷の上で立ったまま殴り合いが出来ること自体が不思議だ(笑)さらには何が面白いのか分からんが、テレビでこのような競技の中継を楽しみに見ている人も多いらしい。
しかし、これらの競技の一種と思われるが、
氷の上をミニスカートの若い女性が音楽に乗せて踊る競技には、俺も関心が無いわけではない。何故かと言うと、ミニスカートの若い女性が音楽に乗せて踊っているからである(笑)。つーかどうやらこれは、「フィギュアスケート」という競技で、オリンピックにも採用されているらしい。
・・・先日、その「フィギュアスケート」の何かの大会をテレビで見ていた。そこにも出場していた「浅田真央」という有力な選手は、翌年どこかで開かれる冬季オリンピックには出場出来ないらしい。
彼女の滑りをボンヤリと眺めつつ、「マオちゃん、オリンピックで出れないってね。まあしょーがないよね。つーか体つきがまだ子供じゃん。見てて楽しくないよ。やっぱミキティみたいに肉付きが良くないと萌えねえなあ・・・」と呟いたところ、
同居人に「あんた、そういう興味で見てたの?女性の敵ね!」とキツイ言葉を浴びせられた・・・。ちょっと言い過ぎだと思うw
あの競技は技術だけでなく、表現力というか、見栄えのよさも審査基準になっているのではないか?だからわざわざ背中の開いたノースリーブや(よく見たらラクダ色のシャツを着ていたw)、テニスをやるような短いスカート(よく見たら足首まで覆い隠す、ストッキングみたいなのを付けていたw)を衣装にするのではないか?だから「そういう興味」で興味を惹かれる視聴者がいても別にいいじゃんかよ?
もっとも、俺のようなエロ中年(笑)の好奇心によって彼女らの演技の評価が定まるわけではないことなど重々承知している。(これよりやっと本題)しかし浅田真央選手に如何に実力があろうとも、来年のオリンピック出場は年齢制限のため、断念せざるを得ない。(つーかミキティのオリンピック出場決定おめでとう!)しかし今月、これに「特例を設けろ」などという暴論が巷を賑わしていた。これに対する的確な批判を、12/23の朝日新聞朝刊・読者投稿より引用する。
若い真央さん 特例扱い誤り
フィギュアスケートのグランプリ決勝大会での浅田真央選手は、まさに「魅せる」演技だった。高度な技術、伸びやかで軽快な動きに、年齢を超えた演技力も備え、「新女王」と呼ぶに相応しかった。だが、その演技と五輪出場は別問題だ。スポーツはルールを守ることによって成り立っている。浅田選手を五輪の舞台で見たい。誰でもがそう思うだろう。そうであっても、年齢制限というルールを、試合後に問題視するのは誤りだ。試合後に、その結果によってルールを都合よく改めることができたら、ルールを守るというスポーツの基本が崩れてしまう。
小泉首相ばかりか、朝日新聞までが社説(20日)で「特例を」と言うのはおかしい。そう思うなら、試合前に国際スケート連盟に提案すべきだった。
私は聞きたい。4年後に、仮に浅田選手が世界の頂点に立っていたとして、突然、年齢制限にかかる優れた外国の少女が現れたら、小泉首相や朝日新聞は、今の主張を繰り返すだろうか。
「今の主張を繰り返す」ことなどないどころか、「ルール違反」だと激しく批判するかもしれない。またその「年齢制限にかかる優れた外国の少女」が中国や韓国の選手であれば、このご時世のこと、猛反発が起こることだろう。自分が言い出したことと同じワガママを、他者が言い出すのは決して許せないのである。
(たとえば日本が、隣国も承認している日本の海域内で天然ガス採掘を始めた時、「我が国の資源を吸い上げることにもなるのでやめろ!」と隣国が注文を付けたら、どれほどの反発が起こるだろうか?この問題に関する参考資料として、とほほさんのブログの「見つけた宝はだれのもの?」を参照願う。「日本側の言い分は、じつは穴があったら入りたいと思うほど厚顔無恥」であることがご理解頂けると思う)しかしこの国に、このような自分勝手かつ「ダブスタ」な人間が増殖していることは実に嘆かわしい限りである。(問答有用に投稿済の物をイジクリ回して焼き直し)
(以下はアホどものたわ言を保存、及び関連ニュース)
浅田真央さん トリノで見たい
「くるみ割り人形」の曲に乗って氷上を舞う。ジャンプの絶妙なバランスと手足の伸びやかさが印象的だった。
東京で開かれたフィギュアスケートのグランプリ決勝大会で、会場を埋めた観衆の心をつかんだのは15歳の浅田真央(まお)さんだった。
この国際的な大会には世界の有力選手が顔をそろえた。その選手たちを抑えて世界の頂点に躍り出た真央さんだが、来年2月のトリノ冬季五輪には年齢が足りず、いまのところ出られそうにない。
とても残念だ。なんとか五輪で晴れ姿を見ることができないものかと思う。
真央さんの前に立ちふさがっているのは、国際スケート連盟が96年に決めた年齢制限の規定だ。五輪前年の7月1日の前日までに15歳になっていない選手は出場を禁じられた。9月生まれの真央さんは3カ月足りない。
難しい技を幼いころから練習しつづけると、からだに無理がかかり、悪影響が出る。そうした医学的な見地から、年齢制限が導入された。
同様の年齢制限は体操にもある。曲芸のような危険な技を追求する中で、トップの選手がどんどん若くなったからだ。
フィギュアや体操では、成長しきっていない10代半ばの方がからだが柔らかく、大人よりも大技を習得しやすい、といわれる。あまりに幼いころから激しい練習をさせる行き過ぎを抑えるためには、何らかの歯止めは必要だろう。
しかし、フィギュアの年齢制限はわかりにくい。15歳の制限を適用しているのは五輪と世界選手権だけだ。今回のグランプリのような国際大会は「五輪などに比べて重圧は小さい」として、15歳の制限を外している。
これでは国際連盟がどこまで「医学的な見地」を重視しているのか疑わしい。
年齢制限をつくった当初は、大きな大会でメダルを取った選手には、期限までに15歳に満たなくても例外として五輪や世界選手権への出場を認めていた。その特例をやめたのは、五輪などで優勝した10代半ばの選手がプロのアイスショーへ転向したからだ。
フィギュアは欧米で巨額の興行となる冬の人気競技だ。若い有力な選手をできるだけ長く抱えたい。年齢制限には、そんな国際連盟の思惑と打算も見える。
日本スケート連盟には、真央さんについて特例を求める動きはない。年齢制限をつくったときに賛成したので、いまさら立場を変えるのはみっともないということのようだ。
しかし、真央さんを外した争いでは、トリノの優勝者は真の世界一とはいえなくなる。日本の連盟はすでに持つ3人の枠に加え、真央さんの出場を特例として認めるよう世界に働きかけたらどうか。
真央さんは「トリノ五輪に出たいという気持ちは少しあるけど、バンクーバー五輪に出られたらいい」と話している。
次回といわず、トリノで華麗な演技を見たい。そう思う人は多いはずだ。
追い風?首相も「真央が見たい」
フィギュアGPファイナルで優勝した浅田真央(15)=グランプリ東海ク=の06年トリノ五輪出場を望む声が、ついに国のトップからも出てきた。小泉純一郎首相は19日、年齢制限のため五輪出場ができない浅田について「出た方が盛り上がる」と発言。日本スケート連盟にも電話やメールが殺到しており、全国から“見たい”コールがわき上がっている。浅田はこの日、都内で行われたトリノ五輪代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権(12月23―25日・代々木)の記者発表に出席した。
トリノで真央が見たい―。国のトップが、15歳の天才少女の五輪出場を待望した。小泉首相は、浅田が年齢制限で出場できないことに関して「どうして五輪に出られないか不思議だねえ。あれだけ見事な演技だから、優秀な人にはどんどん出てもらった方が五輪が盛り上がると思う」と言及。「規定もあるので、ちょっと分からない」としながらも、実力を惜しんだ。
首相だけではない。安倍官房長官も、この日の記者会見で「世界トップの評価を得た選手が出られないとすれば残念だ」と率直に語った。また、AP通信でも、トリノでメダルを狙うコーエンやクワンの米国勢が「(GP)ファイナルを欠場したのは賢明だった。15歳のジャンプ旋風には勝てなかっただろう」とし、浅田が五輪に出場できない経緯を伝えた。
日本スケート連盟にも業務停止状態になるほど電話やメールが殺到。城田憲子フィギュア強化部長(59)は状況に驚きながらも「組織としてルールは順守する」と、改めて国際スケート連盟(ISU)への働きかけを行わない姿勢を貫いた。
日本オリンピック委員会(JOC)の武田恒和会長は「アクションを起こすことはない」としながらも「日本スケート連盟から要望があれば、国際オリンピック委員会(IOC)への対応を考える。IOCがどう受け止めるかにかかっている」と含みは残した。
全日本選手権の記者発表に出席した浅田は、周囲の盛り上がりとは無縁の笑顔で「(フリーの)『くるみ割り人形』はクリスマスの曲なので、ノーミスで楽しく滑りたいです」と語った。「3回転半を2回入れたい」と大技への意欲もみせた。
五輪代表は、全日本選手権最終日の25日に発表される。「悔いの残らない演技をしたいです」と目を輝かせた浅田。15歳の才能が花開けば開くほど、五輪待望論は高まる。
集計ミスを謝罪 浅田の特例求めた経緯も スケート連盟・・・アホw
2005年12月25日21時16分
日本スケート連盟の藤森光三副会長と小野長久フィギュア部長は25日、記者会見した。前夜の全日本選手権男子で採点集計ミスにより、優勝者と2位が入れ替わった問題について改めて謝罪。また、浅田真央の五輪特例出場で、国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長に対して今年に入ってから非公式に打診していたものの、認められなかった経緯をあかした。
> あれは、氷上ストリップだと思っています。
そうかも・・・