2006年01月02日

養老孟司の壁

元旦の朝日新聞の特集「分断の時代 そこにある壁」で、「バカの壁」の「養老孟司」が、
「現代も中国に対しては鎖国をする時代じゃないですかね」と、わけのワカランことをほざいていた。

ある「坊さん」が「死んだらどうなるんですかね」という世間話に対して、「死んだらおしめえよ」と吐き捨てたことを例に挙げ、
「日本は『死んだら最後、関係ねえ』って社会なんだから」、「靖国問題一つとっても意見が合うわけがない」と論じている。
つーか靖国にとっちゃ「英霊」や「昭和殉難者」が死んだ後に、どう扱うかが一大事なんじゃねえか?
「英霊」とは(もちろん戦争の被害者でもあるのだが)殺人嗜好者、強姦魔、要するに侵略戦争の加担者であり、「昭和殉難者」とはそれを指揮した者・・・と、当たり前に評することが気に喰わねえんじゃねえか?
つーか「靖国問題」で中国・韓国と「意見が合わない」のを日本人の公論みたく言うのはやめろよボケ。「中国に対して鎖国」したきゃ、お前らが反乱起こしてどっかの県に独立国でも作ってみろやw

また、
「日本以外の国は基本的に全部、中国を含めて『有思想』なんです。思想がある社会は、歴史が現在に介入して当然。歴史は事実じゃなくて思想だから。『歴史はこうだった』と言うのは、明らかに思想なんです」
とも述べているが、残念ながら日本にも靖国なんぞを有難がる「思想」が存在する。
そしてそういう連中が「大東亜戦争は自衛戦争だった」「アジアを解放した」などとほざいてやがるが、
これこそ『歴史はこうだった』という、「明らかな思想」(つーか妄想w)に他ならない。

「養老孟司」はあれこれ論じる前に、まず自分の脳のなかの「バカの壁」を壊すべきだと思われw(マルチポストでスマソ)
posted by 鷹嘴 at 02:03 | TrackBack(2) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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