2009年01月16日

【中国】公害企業と政府に一人立ち向かう農民

14日の報ステで見た話。

中国の内モンゴル自治区・赤峰市の銅の精錬工場が吐き出す煤煙は、日本では四日市ぜんそくの原因となった二酸化硫黄が含まれ、周辺の農作物や住民の健康に大きな被害を与えている。
工場の近くの村では果物が栽培されていたが、工場ができてからは収穫がゼロになった。当局から弾圧を受けながら抗議を続けた農民に対し、この工場は1ヘクタールの農地あたりたったの8元(約100円)の賠償金を支払い、あとは知らんぷりである。
約100円といっても日本とは物価が違うが、貧しい労働者でもその何十倍かの月収があるだろう。

果汁園が全滅してしまった杜業龍さんは、地元政府に陳情しても逆に嫌がらせを受けたので、北京の「直訴村」を訪れ中央政府に陳情を行ったがそこでも受け入れられなかった。杜さんは裁判闘争を決意し、工場に対し操業停止と52万元(約680万円)の損害賠償を求め、昨年9月受理された。
しかし中国という国は馬鹿馬鹿しいことに司法も共産党政府の下部組織であり、裁判官の独自の判断などあり得ない。政府に都合の悪い判決など出るわけがないだろう。松本零士が槇原敬之を名誉毀損したかどうか松本零士が判定するようなもんである。

12月に杜さんに判決書が郵送され、訴えは棄却された上に裁判費用約12万円を請求された。杜さんは第二審を争う覚悟だという。
もちろん汚染源の工場は今も煤煙を吐き続けている。農作物と人体への被害は今後も拡大していくだろう。打倒中共!

◇ 北京五輪後の中国〜激化する汚染工場を農民が提訴〜

posted by 鷹嘴 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の人権問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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