2006年01月04日

小泉が新年早々やっちゃいました!

性懲りもなくアホなことをほざいてやがる。
小泉首相の年頭記者会見の要旨
2006年01月04日11時32分
 小泉首相の年頭記者会見の要旨は以下の通り。
(中略)
 【外交・靖国問題】
 日米同盟と国際協調の方針を掲げてきた。「日米関係さえ良ければ、あとの国はどうでも良い」とは言っていない。日米関係は、他の国との関係より特別重い。そのうえで、中国とも韓国とも、世界各国との関係を進める。
 一国の首相が一国民として戦没者に哀悼の念をもって靖国参拝する。日本人からの批判は理解できない。精神の自由に、政治が関与することを嫌う知識人や言論人が批判することも理解できない。まして外国政府が心の問題にまで介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない。心の問題は誰も侵すことのできない憲法に保障されたものだ。
 ひとつの問題で、外交交渉はしないとか、首脳会談を開かないとか、理解できない。靖国参拝は外交問題にならない。中韓が交渉の道を閉ざすことはあってはならない。いつでも話し合いに応じる。後は先方がどう判断するかだ。
 日米同盟と国際協調をよく理解してくれる方が次の自民党総裁、首相にふさわしい。9月に近づいて、候補者が確定した段階でどの候補者に投票するかを決めればいい。
(以下略)
そりゃあ、明治以降の日本の侵略戦争を賛美し、被害者・犠牲者(日本人も含めて)を侮辱することも、一人の愚か者の「心の問題」なのだが(・・・つーか自分の社会的立場を省みずやってるのが確信犯)

・・・この小泉の発言に対し、当然の抗議が出ている。
「正確な歴史認識を」 韓国外相、年頭の首相発言に反発
2006年01月04日13時03分
 韓国の潘基文(パン・ギ・ムン)・外交通商相は4日の定例記者会見で、小泉首相が年頭会見で靖国神社参拝に対する中国と韓国の批判を「理解できない」などと発言したことについて「日本政府の指導者が周辺国の考えに真摯(しんし)に耳を傾けて正確な歴史認識を持つように願う」と反発した。
 潘外交通商相は、発言の具体的内容は把握していないとしたうえで「日本政府は歴史認識に対する正しい立場を持って関係国の信頼を受ける努力が必要だ」とした。


ちなみにこんな対談が行われたそうな。
渡辺・読売主筆、朝日主幹と対談 首相の靖国参拝を批判
2006年01月04日02時26分
 読売新聞の渡辺恒雄主筆と朝日新聞の若宮啓文論説主幹が初めて対談した。首相の靖国神社参拝について渡辺氏は「軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館(遊就館)を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」、若宮主幹も「『A級戦犯はぬれぎぬじゃないか』という遊就館につながる思想の人たちを喜ばせ、力をつけさせている」として、ともに厳しく批判した。
 ポスト小泉をめぐっては、アジア外交への姿勢が大きなカギだとする若宮主幹に対し、渡辺氏は「靖国公式参拝論者を次の首相にしたら、もうアジア外交は永久に駄目になっちゃうんじゃないか」と述べた。
 一方、憲法9条やイラク戦争の評価については違った立場から意見を戦わせた。対談は5日発売の朝日新聞社の月刊誌「論座」2月号に掲載される。

ナベツネは軍国主義が嫌いだというクセに、イラク戦争については支持してんだろうか?あのジイさんの考えはよう分からん。
posted by 鷹嘴 at 15:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何いってますか。C・BはともかくA級の罪状なんて無理無体で只の報復に過ぎないじゃないですか。
Posted by Hoge at 2006年01月04日 20:30
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