テレビ画面の隅っこの「アナログ」という白い文字に腹が立つ今日このごろだが・・・地上アナログ放送終了の直前にはテレビ画面が↑こんなにウザくなるらしい。以下は「週刊ポスト」2008年9月12日号〜10月24日号から引用。
■ 地上波のデジタル放送への移行に伴い、視聴者は従来のブラウン管テレビより高価な薄型テレビへの買い替えを余儀なくされる。まだ使えるテレビが一斉に産廃となるのである。こんな馬鹿げた話はないが、視聴者の負担はテレビ買い替えの出費だけではない。
NHKや民法キー局の放送はVHF(超短波帯 30MHz〜300MHz)だが、地上デジタル波は、地方局の放送に用いられているUHF(極超短波帯 300MHz〜3GHz)である。
UHF用のアンテナがない世帯は新たに設置しなくてはならないが、アンテナと工事費で少なくとも1万数千円の出費は避けられないだろう。しかも、2012年の「東京スカイツリー」完成によって、首都圏の一部ではアンテナの向きの調整が必要となる可能性がある。またアンテナ屋さんがハシゴで屋根に上りアンテナをいじるのだ。まあ作業員の時給だけでも何千円かかかるよね。せっかくならスカイツリー完成までアナログ放送を続ければいいのに。
■ また、地上デジタル放送を受信するにはスクランブルを解除するために「B-CASカード」が必要だが、うっかりこれを紛失すると再発行に2000円かかるという(笑)まあテレビに差しっぱなしにしときゃ失くすことはないだろうけど。
つーか、WOWOWじゃあるまいし無料の民放までスクランブルをかける必要があるんだろうか?
(NHKは、B-CASカードを挿入していても、ユーザー登録をしないと「登録して下さい」というメッセージが出っ放しになるという。参考)
上武大学の池田信夫教授は、「明らかにいらない規制であり、世界にもこんな規制をしている国はありません」と指摘する。
それに、わざわざテレビにカード読み取り装置をつけているんだから、その分の設置スペースが犠牲になり、製造コストも増す。またこのカードの発行を仕切っている「株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」という舌を噛みそうな名前の会社は、テレビメーカーから1枚につき100円の「取り扱い手数料」を徴収している。これらのコストはテレビの価格に反映されていると考えていいだろう。
■ つーか、B-CASカードの発行を潟rーエスの一社が独占しているのも不可解な話で、公正取引委員会が独占禁止法の疑いで調査に乗り出しているという。
つーかこの潟rーエスは社員たった12人の小さな会社であり、地デジ化を推進する天下り団体の下請けに過ぎない。
総務省からの天下りの受け皿である「電波産業会」や「デジダル放送推進協会」を筆頭としたいくつもの社団法人、財団法人は、電気通信事業の許認可権を牛耳り、研究だの国際協力だのと称して国からの補助金・委託金を受け取るだけでなく、家電・無線機器メーカーを「会員」にして年間300万円から600万円の「会費」を徴収している。
また「電波産業会」の理事(天下り役人)の月給は約100万円、ボーナスを合わせると年収1800万円以上になるという。このように地デジ化で甘い汁を吸う「地デジマフィア」がいるわけだ。
■ そして2011年7月、従来のアナログ放送は全面的に廃止されデジタル放送に一本化される予定だが、その直前に、上に貼った絵(縦横比とかテキトーだけどさ)のような嫌がらせが行われるらしい。
現在でもノーマルサイズのテレビなのに、映画など一部の番組でワイドサイズの画面になっている場合がある。サイズが合わないので、映像の左右が削られない代わりに画面の上下に真っ黒い余ったスペースが出来てしまうのである。
2011年に入ると(今年7月からも一部の放送で)、画面の下の無駄な部分に「ご覧のチャンネルは7月で終了します」などというウザいメッセージが表示されたままになるのだ。「貧乏人はテレビを見るな!」とでも言いたいのだろう。
このように日本政府と財界は強行にデジタル放送一本化を推進しているのだが、これに伴って発生する社会問題は他にもある。(つづく)
【参考】
◇ アナログ放送に「2011年7月放送終了」のメッセージ表示
◇ デジタル放送推進のための行動計画:総務省地上デジタル放送に関する公開情報
◇ 資料3 アナログ放送の終了に向けた放送対応の手順について
※ ちなみに上の画像はオリジナルです。2008年9月、北海道知床半島にて撮影しますたw
むろんアナログ終了に反対する旨書いた添え状と共に。
よろしくお願いします!
娘が一緒だとゆっくり見られないです(T_T)
また、夜中にゆっくり見させていただきます。
ブログ応援させていただきます(^_^)/!
それでは失礼します。
まず、今回の「地デジ騒動」のもともとの発端は、ニポンのNHK
が「アナログのハイビジョン」を開発したからなのだ。NHKが
開発した「ハイビジョン」は、今までのアナログでありながら、
遥かにキレイな画面を映し出すことに成功した。ようするに、
今までのテレビでも今まで通りの放送を観ることができる上に、
よりキレイな映像を観たい人だけ、ハイビジョン対応のテレビに
買い替えれば良かったってワケだ。
で、これに焦ったのが、アメリカだった。こんな技術が世に
出ちゃったら、世界中のテレビ市場がニポンに独占されちゃう
からだ。それで、アメリカは、大慌てで「地デジ化を推進して、
ニポンのアナログハイビジョンの市場を潰せ!」ってことになった
ってワケだ。電波がデジタルになれば、NHKが開発したアナログ
ハイビジョンは使えなくなるってワケだ。そして、アメリカの
ブッシュは、自分の飼い犬であるコイズミを呼びつけて、
こう命令したのだ。
「おい!お前の国のNHKが開発したアナログハイビジョンが
一般化されたらアメリカは困ることになる。だから今すぐに
NHKに圧力をかけてアナログハイビジョンを中止させろ!
その代わりにアメリカが主導して始める地デジを推進しろ!
分かったな?」
「ワン!」
多分あしたには届くものと思われます。