カルデロンさん一家の両親が追放される！

両親は来月、のり子さんの始業式を見届けてからフィリピンへ発つという。結局署名もなにもしなかった俺が言うのも図々しいが、この平穏な一家を引き裂く暴挙を弾劾する！

　のり子さんは日本での生活の目処があるわけだが、約17年間日本で暮らしていたアランさんとサラさんはこれからフィリピンで職を探さなくてはならない。たとえば、17年間フィリピンで暮らしていた日本人が、日本に戻って就職するのは極めて困難ではないか？二人は自分たちが住むべき国から追放されるのである。
しかし、わざわざ日本などを選んで住んでいてくれていた人々をなぜ追放するのか。そんなに大した国か？思い上がるのもいい加減にしろよ。

　出身国は違えどもアランさんはこの国で働く労働者であり、納税者である。のり子さんのブログを潰したﾈﾄｳﾖや、天下り・渡りで巨額な報酬を得る役人崩れや、土建屋から上納金を集めておいて「国策捜査だ」などとほざく自民党の分派よりよっぽどえらいぞ。あいつらこそ国外退去させたいもんだ。我々日本人労働者も、労働者仲間を守るため一家の在留許可を訴えなければならなかったのだ。

　つーか･･･前にも似たようなこと書いたかもしれんが、日本も昔は出稼ぎ労働者が集まる国ではなく、出稼ぎ労働者を放出する国だった。今の日本がこうなったのも、千数百年の歴史のなかでせいぜい50年の突発的な現象だ。「繁栄」などアメリカへの従属によってもたらされた錯覚、幻覚に過ぎない。すでにほころびが出始めている。
　今回カルデロンさん一家に与えた仕打ちは、いつの日か我々に降りかかってくるだろう。


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