2006年01月13日

「なぜアメリカの手先に成り下がったんだ!」

昨晩のN23の特集ですが、自衛隊が派遣されているイラクのサマワでは、路上に日の丸が描かれ子供たちが踏みつけていました。
スタッフは市場でオレンジを投げつけられ、「取材はやめた方がいい」という忠告に従わざるを得なかったそうです。
自衛隊派遣の開始当時と打って変わって対日感情は非常に悪化しているようですが、サマワの市民にとっては「復興支援」に対する失望感が強いようです。
救急車を何台も寄付したそうですが、現地では使いこなすことの出来ない医療機器ばかりが備え付けられアフターサービスも無く、また市街地の一部に過ぎない舗装路以外は走行することが出来ない車両なので意味がないそうです。発電機も寄付しましたがサマワでは軽油の供給が滞っているために無用の長物だそうです。
結局日本の行っていることは、無駄な土木事業によって環境を破壊し住民の生活の場を奪うODAと同様に、現地の状況を全く考慮せず貧しい住民など眼中に無く、政治家や一部の企業だけを利するだけの意味しか持たないようです。

そもそも、日本がイラクに対して行っている最も無駄かつ有害なことは自衛隊派遣ではないでしょうか?
「日本の歴史は尊重するが、なぜアメリカの手先に成り下がったんだ!」というサドル派の住民の言葉には返す言葉もありません。なぜこの国は、アメリカの手先に成り下がってしまったのでしょうか?(マルチポストでスマソ

(関連ニュース)
「占領軍は市内に入るな」 サマワでサドル師派
 【サマワ30日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで30日、イスラム教シーア派の反米指導者、サドル師派の金曜礼拝があり、同派幹部のザルガニ師は説教の中で「占領軍」に対し、同派事務所近くをパトロールしないよう警告した。
 陸自のサマワ派遣部隊はパトロールは行わないが、復興支援活動のため市内を通行することもある。派遣部隊広報は「宿営地外の活動は安全確保を配慮して行っている」と語った。
 サマワでは今月21日、英軍の車列がサドル師派事務所近くを通った際に爆発があり、英軍は「手りゅう弾攻撃を受けた」と発表。サドル師派は逆に、英軍から攻撃されたと主張、抗議デモを繰り返した。
 ザルガニ師は「4日前にもオーストラリア軍が事務所近くをパトロールした。これは挑発行為だ」と述べた。
2005年12月30日金曜日

借地料引き上げ求めデモ サマワ
 【サマワ4日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの自衛隊の宿営地前で4日、借地料の引き上げを求める地元の地主ら約35人がデモ行進した。自衛隊側との衝突などはなかった。
 地主らは同日午前9時ごろ「自衛隊に借地料の引き上げを要求する」と書いたプラカードを掲げ、宿営地の入り口近くに集合。警察幹部が駆け付け、州評議会議員を通じて要求するよう地主らを説得し、地主側が受け入れて約45分で解散した。
 借地料は2500平方メートル(0・25ヘクタール)当たり年間200ドル。1年ごとの契約で近く期限切れを迎える。昨年も同様のデモがあったが、前年と同額で契約が更新された。
2006年01月04日水曜日

サマワ陸自宿営地
撤収時『砂漠に戻して』

 来年五月ごろの撤収が見込まれるイラク駐留の陸上自衛隊について、サマワ宿営地のあるムサンナ州のハッサン知事が宿営地を元の砂漠に戻して撤収するよう求めていることが二十七日、分かった。建物を取り壊せば、その分帰国が遅れるのに加え、防御態勢が弱まって隊員が危険にさらされることから、陸自関係者らは当惑している。
 陸自は撤収時には過去の海外活動と同じように建物を地元に寄贈する計画でおり、約三カ月で撤収可能とみてきた。ところが、宿営地を原状回復する場合、建物の解体だけでなく、宿営地全体に約三十センチの厚さで敷きつめた砂利を撤去する必要がある。元の砂漠に戻すには二カ月余かかり、撤収には約半年を要する。
 政府は「サマワ駐留は来年夏まで」とする英豪軍に合わせて撤収時期を探っている。原状回復が必要となれば、年明け早々にも撤収時期を決断し、早期に作業を開始しなければならなくなる。
 サマワ宿営地は、周辺の土地を含め約三・二五平方キロメートル。陸自は年間約三千万円で地権者である二つの部族との間で賃借契約を結んでいる。宿営地は土塁で囲まれ、宿舎は砲弾の直撃にも耐えられる頑丈な造りで、さながら「砂漠の要塞(ようさい)」となっている。
 陸自関係者によると、ハッサン知事は陸自撤収時に頑丈な建物が残ったままでは地権者の二部族だけが優遇される結果になると主張、宿営地を原状回復するよう要請しているという。陸自は撤収について知事に相談しておらず、知事が先回りして要請する形になった。
 要請の背景には、既に高額な賃借料を得ている部族に対するやっかみがさらに強まり、それが自分に向くのを避ける狙いがあるようだ。
 宿営地を原状回復する間、部隊の防御態勢が弱まり、過去十二回あったロケット弾などの攻撃に隊員がさらされる恐れもある。
 陸自関係者は「宿営地を軍や警察がそのまま利用するよう説得するしかないだろう」と話している。
posted by 鷹嘴 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 中東情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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地雷踏んでもよかですか?
Excerpt: はじめに布引さん、コメントありがとうございます。喜八さん、TBありがとうございま
Weblog: doll and peace
Tracked: 2006-09-11 19:11