2006年01月16日

【イタイイタイ病、中国で発生か 河川のカドミウム汚染で】

何日も前のニュースだが、中国でイタイイタイ病が発生したらしい。


イタイイタイ病、中国で発生か 河川のカドミウム汚染で
2006年01月13日02時19分
 中国長江の支流で、南部の湖南省を流れる湘江に工場からカドミウムが流入し、流域住民にイタイイタイ病に似た症状が起きていることが明らかになった。中国では各地で河川汚染が相次いでいるが、住民の具体的な健康被害が報じられるのは異例だ。
 共産主義青年団の機関紙「中国青年報」などによると、湘江の河川工事が原因で4日、沿岸にある精錬工場からカドミウムを含む排水が大量に流れ出た。流域の一部で基準の22〜40倍のカドミウムが検出されたという。この工場は04年から小規模なカドミウムの排出を続けていたとの情報もある。
 地元の湘潭市当局によると、流域には体の痛みを訴える住民が現れており、全身56カ所を骨折し死亡した住民もいた。全身の骨がもろくなる骨軟化症や腎臓障害を引き起こすイタイイタイ病の症状とみられる。
 同紙は、今回の事故で地元当局の住民への通知が遅かったと批判している。
 中国では、東北部の松花江で大規模な汚染事故が起きたほか、広東省でのカドミウム汚染や河南省での黄河の支流への大量の重油流れ込みなど、河川汚染が相次いでいる。
あの国は経済発展を目指すあまり、日本やアメリカのような環境破壊先進国の後を必死で追っているようであるが、それにしても重大な問題である。廃液垂れ流しなのか?

ついでにこのニュースもコピペ。
スペイン高裁で中国のチベット人大虐殺を審理
スペインのマドリードにある全国高裁は10日、中国がチベット侵略で120万人以上のチベット人を虐殺したとして、江沢民前国家主席や李鵬元首相ら7人について反人道罪などでの審理入りを決めた。
マドリードの民間団体「チベット支援委員会」などが提訴したもので、中国が1950年のチベット軍事侵攻で植民地支配を始めて以降、79年までだけでチベット人約120万人が、死刑や拷問などで殺されたり、行方不明になったりしたと指摘。江前国家主席ら7人はこの大量虐殺や拷問を認めたと主張している。
スペインの法律は反人道罪については、外国での犯行も裁くことを認めている。最高裁は03年、審理は被害者にスペイン人が含まれる場合に限ると判断したが、憲法裁が昨年10月、スペイン人被害者がいなくても「大量虐殺」は審理できる見解を示し、今回の審理入りに道を開いた。同高裁は「訴えは大量虐殺の可能性を示しており、取り調べが必要」と判断した。
あの国で何が行なわれてきたのか、何が行なわれているのか、知られていない部分が多すぎるようである。
posted by 鷹嘴 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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