そうゆうわけで絶不調だけど、古いニュース貼り付けの続き。
◇ 痴漢事件で防衛医大教授に逆転無罪 最高裁が判決 (魚拓)
◇ 「痴漢事件捜査、多角的に検討」 無罪判決で警察庁長官 (魚拓)
俺は法律のことなんか知らんけど、一審・二審とも有罪だった刑事裁判が最高裁で覆るって超珍しいというか画期的じゃね?てゆうか、全ての痴漢逮捕に言えることだけど、証拠もないのに被害者の供述だけで有罪と決め付けるのが根本的に間違っていると思うぞ。だいたい、満員電車の中で誰が触ったかなんて正確に分かるわけがねえだろ。
この被害者もそうだけど、気の弱そうな人が狙われるのかもしれん。そんで正義感を気取った第三者がしゃしゃり出てくるのかもね。
車内で「あんた今触ったでしょ!」「知りませんよ!」っていう争いごとが起こったら、「この人やってないって言ってるじゃんか。示談金を脅し取る気だろこのドブス!」って怒鳴ってやりましょう。しゃしゃり出てきた馬鹿には「お前、この女とグルか?」って怒鳴ってやりましょう。今のところこれしか、冤罪事件から身を守る術はないよね。
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2009年04月26日
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金目当てだったら周りの乗客を巻き込んで大騒ぎするような危険なことはせず、電車を降りたところで人通りのあまりないところに連れ込んで怖いお兄さんと一緒に脅しそうな気がするのですが……
被害者がやったと言っているから容疑者がやったのだと決めつけることが危険なのと同じくらい、容疑者がやっていないと言っているから自称被害者が金目当ての誣告だと決めつけるのも危険だと思います。
実際、電車の中で「『触りましたよね』と、周囲に聞こえるように連呼した」事件がありました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080316/crm0803161038002-n1.htm
被害者が「誤解を解こう」として自ら電車を降りたとき、「しまったと思った」そうですが。
実際、痴漢だと名指しされ、駅員室に連行されたり自ら出向いた時点で終わりですが、
> 被害者がやったと言っているから容疑者がやったのだと決めつけることが危険なのと同じくらい、容疑者がやっていないと言っているから自称被害者が金目当ての誣告だと決めつけるのも危険だと思います。
この指摘はごもっともですね。
映画『それでも僕はやっていない』を見ればわかるけど、駅員や警察も裁判所も「被害者がこう言ってるんだから間違いない」という前提で判断しますからね。
その反面、被害者がその場で「この人、痴漢です」と勇気を持って言わないと痴漢は捕まらないという現実もある(現行犯でないとダメ)。
>証拠もないのに被害者の供述だけで有罪と決め付けるのが根本的に間違っていると思うぞ。
もっともですが、痴漢という犯罪が「証拠が残りにくい」ものであるのが1番の問題なのですよ。
「触った証拠」も服には指紋はつきにくいし、服の繊維も指についてもとれてしまうし、「精液をかけた」みたいな極端なものでない限り残りにくい。
第三者の目撃証言も満員電車の中では誰も直接は見れない。
だからこそ証拠より証言が重んじられる。
今回の判決は痴漢冤罪をかけられる可能性のある人には朗報ですが、痴漢被害者にとっては「訴えても無罪になるかも」と被害を言いづらくさせる悪しき前例になったような気がします。