2009年05月08日

平成おじさんの甥が中国人実習生から給料ピンハネして訴えられる

 4月7日、「日中経済産業協同組合」の斡旋によって群馬県の企業で働いていた中国人「実習生」が、同組合と理事長の小渕成康氏に対し、未払い賃金など約215万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。月に約11万5000円が企業から組合に支払われていたが、本人に渡されていたのは約2万〜3万円だった。 
 この小渕成康氏は昨年5月にも労働基準法違反罪で書類送検され、12月に「執行猶予付きの有罪判決」を受けていたという。50人もの中国人実習生(50人)の賃金を中間搾取していたことが発覚したのである。ちなみにコイツは故小渕恵三元首相の甥だってさ。
 (俺の前の会社の経営者は結局給料払わずトンヅラしたクセに不起訴処分だってよ。一生恨んでやるw)

◇ (2008年5月3日)【栃木】中国人実習生の賃金からピンはね…「日中経済産業協同組合」と3人の代表理事らを中間搾取で書類送検、栃木労基署 (魚拓)
◇ 中国人実習生賃金搾取:元実習生、東京地裁に提訴 215万円の賠償求め (魚拓)
◇ 中国人元実習生が提訴、受け入れ団体などに賃金支払い求め (魚拓)

・・・こんな悪質なケースはそう多くないだろうが、前にも書いたが「外国人研修・技能実習制度」によって外国人労働者が不当な低賃金で働かされている。人手が足りないなら外国人労働者を使うのも仕方ないかもしれんが、研修だろうと実習だろうと働かせる分には労働者だ、最低時給は守れよ。
 つーか、そうも言ってられないのが日本の農業の現実らしい。なんとかならないものだろうか。農業は国家の基本だよね?

◇ 「攻めの農業」実習生に依存――第4部〈列島街村〉(1/4ページ) (魚拓)
◇ 「攻めの農業」実習生に依存――第4部〈列島街村〉(2/4ページ) (魚拓)
◇ 「攻めの農業」実習生に依存――第4部〈列島街村〉(3/4ページ) (魚拓)
◇ 「攻めの農業」実習生に依存――第4部〈列島街村〉(4/4ページ) (魚拓)



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posted by 鷹嘴 at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>(俺の前の会社の経営者は結局給料払わずトンヅラしたクセに不起訴処分だってよ。一生恨んでやるw)

 ぜひとも実名挙げて教えて下さいませんか?
 名前住所電話番号URLメアドできる限り。
 そうすれば被害者を増やさずに済むでしょう。
Posted by アッツィー at 2009年05月25日 18:44
私の前の会社、倒産はしてませんが(倒産の手続きのための費用数百万円すら準備できませんが)、すでに経営破綻のため消滅しております。もうこの世に存在しませんwww

一族経営の会社だったらとことん付きまとってやるのに。残念ながら社長すら雇われ社長でしたw
Posted by 鷹嘴 at 2009年05月25日 23:58
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