2009年06月15日

イスラエルこそ「非武装化」すれば?

 イスラエルのネタニヤフ首相が、パレスチナ国家樹立を容認するという見解を示した。ヨルダン川西岸の入植地から撤退せず、パレスチナ難民の帰還も許さず、パレスチナ側が「ユダヤ人国家」イスラエルを承認し、なおかつパレスチナ国家は非武装とする、というふざけた条件付きで。まさかこれを呑むとは思ってないよな。
 このテロ国家による「パレスチナこそテロリスト、我々こそ被害者」という印象操作のためのポーズか?

◇ イスラエル首相、パレスチナ国家受け入れ 非武装化条件 (魚拓)
・・・イスラエルの最大のパトロンであるアメリカに軍事協力を行うことでパレスチナ人圧迫・虐殺に加担している日本国の住人は、とてもハマスの攻撃を批判できる立場には無い、と思ったりする。かといって(俺は)イスラエルの行動を激しく憎むのと同時に、ハマスの行ってきた反撃も支持しない。挑発に乗せられてしまえばイスラエルの思う壺だ、と思うだけでなく停戦の継続こそ唯一の希望だと信じる。全ての軍事行動を停止せよとハマス・イスラエル双方に言いたい。建国以来パレスチナ人虐殺を続けているイスラエルから一方的に「パレスチナは非武装化せよ」という条件を出すとは何事か!イスラエルが先に「非武装化」してから、それを言ったらどうか?

 それに入植地の維持は侵略の継続である。入植者は武装した侵略者だ。パレスチナ難民の帰還を許さないなら代替地と補償金を用意したらどうか?「ユダヤ人国家」など絶対に認められない。認められるのはユダヤ人もパレスチナ人も等しい権利を有す国家の建設のみである。
 ネタニヤフ首相の発言は単なる挑発に留まらず、パレスチナ人全てを追放するまで圧迫と軍事行動を続ける、という宣言ではないか?イスラエルという侵略国家を全地球規模で弾劾しなくてはならない。
posted by 鷹嘴 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | パレスチナ情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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