2009年07月27日

やる気のない人たち

 また中学校の教科書が採択される年がやってきた。内ゲバを繰り返していた「つくる会」は扶桑社版と自由社版の二種類が出るらしい。内容はほとんど同じらしいが。すでに栃木県大田原市など「つくる会」教科書継続使用を決めた自治体もある。ああいうウヨ本が教科書として採択されるのは阻止しなければ、と思うんだけど今年はいまんとこ何もしてない(笑)。
 4年前の今頃はあの教科書を採択しそうな自治体に電凸したりFAX、メールを送ったり大忙しだったんだけどね。やる気を失った理由は、まあいろいろとありますね・・・

 「つくる会」教科書採択反対運動などを展開する「子どもと教科書全国ネット21」っていう市民団体があって、もう3年くらい会費払ってないのに未だに会報が送られてくる。
 その会報のコラムに、
 「この運動(つくる会教科書採択反対運動)に、所謂『セクト』が入り込もうとしている。警戒すべきだ」
 というような記述があった。

 また、似たような活動をしている某市民団体の集まりで、
「私たちの活動に、『セクト』が接近してくることがある。普通の団体かと思ったら『セクト』だったんでビックリしたことがあった。気をつけなきゃ」
 という発言が出たことがある。

 「セクト」とは・・・要するに**派とか新左翼系の組織、及びその影響下にある団体のことを指しているんだろう。どうやら彼らは「セクト」が大嫌いなようだな。
 そういえば4年前の杉並のときは、区役所前の青梅街道沿いには日本共産党と関連がある「杉並の教育を考えるみんなの会」が集結し、阿佐ヶ谷駅に向かう道路沿いには「つくる会の教科書採択に反対する杉並親の会」が集結し、別々に抗議行動を行うという一種異様な雰囲気だった。
 言うまでもなく「親の会」は、バリバリの活動組織である革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の影響下にある団体である。(ちなみに「親の会」のHPでは「みんなの会」の活動にも言及していた記憶がある。その逆は記憶なし)

 俺は「親の会」の方の集団の中にいたことを、このブログやらあちこちに書いたんだが、ある市民団体の飲み会で共産党の党員に、
 「中核派が昔の内ゲバでどれだけひどいことしたか知っているのか、それなのに君は中核派と関わるのか」
・・・と長々と説教された。そんなことググればすぐ出てくる話じゃんか、知ってるよ。つーか日共だって昔はいろいろあったんじゃねえか?(*注1)そういえば俺が初めて参加したデモは2004年、高橋史郎の埼玉県教育委員会就任抗議デモだったんだが、あれも思い出してみりゃ中核派の影響下にある活動だったな。
 日共シンパが中核派を憎むのは当然?かもしれねえが、(こういった活動に関わる勢力の中で)特に日共支持者というわけではなく先の都知事選のときは浅野氏に投票したような連中も、上記のように新左翼系の団体はお嫌いのようである。「親の会」に署名とかしてた俺にとっちゃ、かなり萎えましたよ。
 彼らにしてみれば、「私たちと同じ活動を新左翼が始めれば、この活動自体が敬遠されてしまうかも」という悩み?があるのかもしれない。しかしそういう偏見を持っている輩には最初から何を言っても無駄だと思うぜ。一つの目標に向かうために、党派性を乗り越えて共に闘うべきじゃねえか・・・と逆に説教してやりたかったな。今更遅いけどさ。活動の範囲を自ら狭めているのに気付かないんだな。

 つーか、彼らが新左翼を嫌う理由の一つに日共が三里塚闘争を破壊しようとしたような、新左翼に対する嫉妬心もあるかもしれない。なんで無教養なネトサヨが新左翼の活動に惹かれるのか・・・という焦りもあるのかもしれない。それはおまえらが闘う姿勢を見せないからじゃねえか?せめてHPだけでもやる気を見せてみろや。
 日共系の「みんなの会」のHPと(*注2)、中核派系の「親の会」のHPを見比べてと比べてみりゃ、やっぱ伝わってくるものが違うよな。
 それにデザインだって、何度も閲覧したくなるように作ることだな。「子どもと教科書全国ネット21」や、ここなんかも酷いもんだ。
 どっちにしろ平和と人権が大事だ、などと唱えつつもチベット問題、ウイグル問題は完全にシカトしてるニセ左翼とは関わりたくないけどさ。
 ちなみに先日、数年ぶりに「親の会」の賛助金を振り込み、署名も郵送したぞ。杉並の教科書採択は8月12日。またネトウヨに盗撮されるのも一興かとw


(*注1) 全共闘の嵐が吹き荒れた時代、共産党の下部組織である民青もヘルメットとゲバ棒で武装していた。決してやられっぱなしではなかったようで、7月2日朝日新聞「反逆の時代を生きてH」に宮崎学氏、民青の中央常任委員だった川上徹氏らの武勇伝が出てくる。だからといって彼らを批判する気はない。そういう時代だったんだからさ。
 その川上徹氏は、1972年に党中央本部に呼び出されて二週間も拘束され尋問され、後にその体験を「査問」に著した。同じように厳しい「査問」を受けた党員は600名に達するという(新日和見主義事件)。立派な暴力組織だね。
 また宮本顕治は1933年に党員の小畑達夫をスパイの疑いをかけてリンチ殺害した、として逮捕され無期懲役刑を受けた。宮本は一貫して殺意を否定していたが、小畑の死体がアジトの床下から発見されたのは事実である。宮本自身も小畑を拘束していたことは認めていた(日本共産党査問リンチ事件)。連合赤軍みたいなことしてたんだね。
 つーか昔の左翼組織にはリンチ・粛清なんて付き物だったんだろ?なにしろ革命を目指してたんだからな?ゲバラだって隊規を乱した奴を処刑したじゃんか。別に総括しろなんて言わないよ。こんなのは俺が日共を支持できない理由じゃないねwww

(*注2) 日共系の「みんなの会」「平成21年度中学校教科用図書採択に関しての要請」を見て驚いた。「つくる会」教科書を批判しつつも、「あれは採択するな」とは書いていないのである。なんのための市民団体なのか?日共はとにかく権力と闘わない、闘えない・・・と言われているが、そういう性質が影響下にある団体にも現れているのかもね。
posted by 鷹嘴 at 23:30| Comment(5) | TrackBack(0) | バカサヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかユニークなコメントがついてましたが、悩んだ末削除しました。
第三者への誹謗を放置すれば、管理人である私の責任も問われかねないので。
批判するのはご自由ですが常識を守って下さい。
Posted by 鷹嘴 at 2009年07月28日 23:56
ダライ・ラマの農奴搾取を批判する記事を消し、言論統制するとは、支配階級・貴族・地主・資本家の手先か?
Posted by 革命兵士 at 2009年07月29日 02:24
 ひとりひとりができることにはかぎりがあります。
 国内問題で手一杯の人にウイグルだチベットだという問題に足を突っ込めというのは酷というものです。
Posted by アッツィー at 2009年07月29日 08:37
> ひとりひとりができることにはかぎりがあります。
> 国内問題で手一杯の人にウイグルだチベットだという問題に足を突っ込めというのは酷というものです。

ごもっともですが、抗議声明ぐらい出すのは簡単でしょ?しかしそれもしないんです。事情があってできないというか、したくないんです彼らは。
これについて後日書く予定です。

それではしばらく休みます。
Posted by 鷹嘴 at 2009年08月01日 00:16
>こんなのは俺が日共を支持できない理由じゃないねwww

同意。

Posted by 一日千秋のプロレタリアート at 2009年08月02日 02:24
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