「靖国参拝しなければ会談―異常だ」首相、批判に猛反論
2006年02月07日23時14分
小泉首相は7日の衆院予算委員会で、自らの靖国神社参拝について、「私が靖国参拝しなければ首脳会談に応じるという方がむしろ異常だ。外国の首脳が行くなとか、この大臣ならいいがあの大臣はだめだとか、そんなことを言っている首脳は(中国や韓国の)ほかにどこにもいない」と述べ、中国などからの批判に改めて強い不快感を示した。民主党の岡田克也氏が「日本のアジア外交がうまくいっていないとの認識があるのか」との質問に答えた。
首相の答弁に岡田氏は、「私は靖国の話はしていない」と重ねて日本の対アジア外交に対する認識をただしたが、首相は「去年、岡田さんが民主党代表として私と議論した時の(記録)を読み返して、靖国参拝するなと言ったから言った」と気色ばんで反論した。
つーか世界中から批判されてますが?
シンガポール上級相、靖国参拝の中止求める
2006年02月07日23時14分
シンガポールのゴー・チョクトン上級相(前首相)は6日、アジア太平洋円卓会議で基調講演し、靖国神社について「日本の指導者たちは参拝を断念し、戦犯以外の戦死者を悼む別の方法を考えるべきだ」と述べ、小泉首相や閣僚が参拝を中止するよう強く求めた。
ゴー上級相は、「この件に関して、日本は外交的に孤立している。(中韓以外の)アジア諸国だけでなく、米国でさえ日本の側に立つことはできない」と指摘。「経済改革のため国内の安定を優先する中国は、日本との間に問題を抱えることを望まないはずだ」と述べて、靖国参拝の断念が歴史問題の解決につながるとの見方を示した。
一方、中国に対しては「歴史問題を強調することで戦争を知らない両国の若者世代に否定的な意識を植え付けるのは、中国の利益にならない」と述べ、自制を求めた。
日本の内政(公式参拝なら当然内政でしょう)に干渉するというのは条約違反(第一条)ではないか?
しかも、1945の東久邇稔彦から、85年の中曽根康弘まで、42回の参拝があったが、その間に全く政府が抗議を表明していない点でも疑問が残る。
朝鮮の王族の末裔、李玖が滞りなく参拝している点も不思議だ。
これらの資料はすべて1次資料である。
呉作棟(ゴー・チョクトン)氏は中華系の人間である。
日本以上に血縁のきずなを大事にする中華(華僑、華人)社会の影響があったのではないかと感じるのはまぁ考えすぎだろうが。