2009年10月10日

犬の糞に馬の小便

・・・たとえば対立するセクトに拉致監禁され、絶食させられたあげく、「お前が素直に吐けば、蜂蜜をかけたカリントウを食わせてやる。意地張るなら小便をひっかけたウンコを食わせてやる!」と脅されれば自分の組織の秘密を洗いざらい吐いちまうだろうが、同志を裏切る代償が蜂蜜をかけたカリントウではなく、小便をひっかけたカリントウだったら大いに悩むところだ。
 若いころの重信房子さんみたいな美人のだったら喜んで、というマニアもいるかもしれないが、普通は小便をひっかけたウンコも小便をひっかけたカリントウだってイヤだ。蜂蜜をかけたウンコだってイヤだ。
 小便をひっかけるのはウンコが相応しいし、ウンコにひっかけるのは小便が相応しい。というかウンコにひっかけているのを見てそれが小便であるのに気づいたり、小便をひっかけているのを見てそれがウンコであるのに気づくこともあるだろう・・・

 1946年7月22日、シオニストのテロ組織「イルグン」がエルサレムのキング・ダビデ・ホテルを爆破、イギリス軍将校や現地人が多数殺害された。48年4月9日、同組織はパレスチナのデイル・ヤシーン村を襲撃、女子供を含む約100人が殺害され、「生き残った者は血だらけの服のままエルサレムで『勝利の行進』をさせられた」。これに対する報復テロもあったが、シオニストにとって好都合なことに、この残虐事件に恐怖したパレスチナの住民たちの多くが村々から逃げ出してしまった。
 このテロ組織の首魁は、後年次のように述懐したという。
 「敵の宣伝は、われわれの名を汚す目的をもって、あることないことを誇張して伝えた。だがそれは、結果的にはわれわれの助けになった。エレツ・イスラエル在住のアラブ人をパニック状態に陥れたのである。これまで何度もハガナーの攻撃を撃退していたコロニア村は、一夜にして無人となり、戦闘をまじえることなくわが方の手におちた。ベイト・イクサ村も、住民が逃げ出してしまった」
 これは77年にイスラエルの首相となり、78年にはキャンプ・デービッド合意を結んだことを評価されてエジプトのサダト大統領と共にノーベル平和賞を受けたメナヘム・ベギン、という男である。74年には佐藤栄作も同賞を受賞している。ノーベル平和賞、などというものを受ける人間は所詮こんな連中だ。

 本多勝一先生は「殺される側の論理」に収録のコラムで、笹川良一が「勲一等瑞宝章」(78年4月)、佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞したことについて、こいつら「犬の糞」の如き連中には相応しい賞である、逆に言えばこれらの賞が「馬の小便」だったと明白になって喜ばしい、と喝破している。
 「勲一等瑞宝章」や「ノーベル平和賞」という「馬の小便」は、笹川、佐藤、ベギンといった「犬の糞」に授与するのが相応しいのである。

 さて、口先で核の廃絶を唱える一方でICBMの実験を行い、アフガニスタンやパキスタンで無差別殺戮を続け、イスラエルによるホロコーストを黙認しているアメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞したという。これを祝福したい。
 「ノーベル平和賞」という「馬の小便」は、オバマという「犬の糞」に与えるのが相応しい。
 逆に言えばオバマという「犬の糞」には「ノーベル平和賞」という「馬の小便」をひっかけてやるのが相応しい。


◇ 「暴力助長賞を受けるべきだ」 平和賞にタリバーン (魚拓)

・・・「ペシャワール会」の福元満治事務局長は、
「オバマ氏は今、アフガンが主戦場だと言って空爆を続けている。被害を受けた人たちが受賞を聞いたら、どう思うだろう」
「受賞するなら、直ちに攻撃をやめて犠牲者や被害者に謝罪し、農業を中心とした民生支援を」
 と語る(10月10日朝日新聞)。同会で現地での活動を続けるのは現在中村哲さんひとりだけだという。
posted by 鷹嘴 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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