2009年11月26日

中国当局から帰国を拒否され成田空港に留まり続ける人権活動家

 中国・上海の人権活動家の馮正虎(フォン・チョンフー)さんは今年2月に当局に拘束され国外追放となった。6月4日(20年前に天安門事件があった日)を過ぎれば帰国できるはずだったが、何度上海空港に降りても帰国を拒否され成田に送り返されてしまう。
 しかし馮さんは入国審査を受けることなく、「入国手続き前の制限エリアで9日間」寝泊りしている・・・というのが11月12日のニュースだったが、11月24日のニュースでも、まだ制限エリアに留まり中国人や台湾人からの差し入れを食べて過ごしているという。馮さんを激励するメッセージも多く届いている。
 「わたし一人で大きな中国政府と戦争し、中国民衆がわたしの背中を押してくれていると感じている」
 母国に人権をもたらそうとする馮さんの意思は揺るがない。こうなったら日本政府が中国に働きかけるべきではないか?


◇ 中国の人権活動家、成田の制限エリアで寝泊まり9日間 (魚拓)
◇ 8回にわたり中国当局から帰国拒否されている中国人男性、成田空港で抗議の寝泊まり (魚拓)
◇ 中国入国まで闘い続ける=活動家、成田空港内で抗議3週間 (魚拓)
◇ 中国 出入国制限・厳しい監視  人権活動家に国境の壁厚く (魚拓)
posted by 鷹嘴 at 13:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 中国の人権問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
続く空港泊、1カ月に 中国に帰国拒否され成田へ 旅行客、食料手渡し
朝日新聞 2009.12.03 東京夕刊 16頁 2社会 写図有 (全808字) 
 中国の人権活動家、馮正虎(フォンチョンフー)さん(55)が、中国当局に帰国を拒否されたことに抗議して、成田空港の入国手続き前の制限エリアで寝泊まりしている問題で、海外から馮さんのもとへ食料などの支援物資が続々と届けられている。3日で空港内にとどまってから1カ月になったが、「中国に帰り、社会的弱者のために力を尽くしたい。追放されて日本へ入国することは絶対に拒む」と訴えている。(山根祐作、鹿野幹男)


 馮さんが空港で寝泊まりを始めて10日ほどたったころから、欧米や中国、香港などの旅行客から、缶詰やビスケット、果物などの食料品や着替え、寝袋、洗面用具などの支援物資が次々に寄せられるようになった。1週間分の食料を届けるためだけに日帰りで来日した香港の人権活動家の女子大学生もいたという。制限エリアは、部外者の出入りや物品の持ち込みは許されないが、渡航客が入国手続き前に物品を他人に手渡すことについては明確な規制がない。

 支援の輪が広がったのは、海外メディアの報道やネット上での人権活動家らの呼びかけによる。11月17日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は1面で馮さんを紹介。馮さんもミニブログ「ツイッター」で、空港での生活の様子を毎日報告している。

 馮さんは6月以来、8回帰国を試みたが、中国当局が拒否。海外の人権団体などが帰国の実現を訴えている。11月中旬には、国連難民高等弁務官事務所の担当者が訪れ、日本へ一時入国する「難民申請」の意思を確認したが、馮さんは「私には帰るべき祖国がある」として断った。

 東京入国管理局成田空港支局によると、入国は自分の意思で申請する必要がある。強制的に入国させることは許されないため、空港外に退去させることもできないという。「空港内に長期間とどまった人に他の渡航者が物品を渡すことは想定外で、対応に苦慮している」と話している。


 【写真説明】

 旅行客が届けた食品を持つ馮正虎さん=成田空港


Posted by かな at 2009年12月03日 23:58
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