(CMLに流し済、部分的に手直し)4月から5月にかけて逮捕され東京拘置所に勾留されていた8名の学生が、今月22日に3名、そして28日に5人が釈放されました。
この8名のうち、6名が建造物侵入罪及び威力業務妨害罪の容疑で起訴され(4.24弾圧)、5名が暴力行為等処罰法の容疑で起訴され(暴処法弾圧)、法廷で闘っています。3名はこの両事件で起訴されています。
「4.24弾圧」は今年4月24日の抗議集会において、無断で構内に入り授業を妨害したという容疑ですが、検察は誰が何を行ったのか具体的に示すことも出来ません。「暴処法弾圧」は今年2月19日に学生たちが門の横の看板を破壊したという容疑ですが、看板を破壊する学生たちが写っていたという監視ビデオの映像は粗く、個人の特定など出来ません。しかもその看板は、学費未納で除籍になった学生を名指しで立ち入りを禁じていました。こういう掲示を行うこと自体が悪質な侮辱・嫌がらせであり許されるものではありません。学生たちはこのような大学の異常な支配を打倒しキャンパスに自由を取り戻すために闘い、弾圧されたのです。
22日、「4.24弾圧」被告の保釈が決定し、この事件のみで起訴された3名が保釈されました。25日、「暴処法弾圧」被告の保釈が決定しましたが、許しがたいことに検察は高裁に抗告し、判断は週明けに持ち越されました。そして昨日高裁は抗告を棄却し、残りの5人も「小菅キャンパス」から解放されたのです。支援者の一人として喜びに堪えません。
しかし学生たちはこれからも無罪を勝ち取るために法廷で闘わなくてはなりません。そしてキャンパスを自分たちの手に取り戻すために法大の支配と闘い、帝国主義と、新自由主義と闘います。全学連と法大生の2010年の活躍を期待しています。
【関連】
◇ 法政大学での学生弾圧に抗議し8学生の即時釈放を求める全国声明運動
◇ 3・14法大弾圧を許さない法大生の会
◇ 法政大学文化連盟
◇ ついに5人を奪還した! 8学生全員の年内奪還に完勝! - Zenshin
2009年12月29日
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斉藤君は再びキャンパスに登場すると言ってたけど、今後、当局は退学策動を仕掛けてくるだろう。負けずに頑張ってほしい。
※文連諸君の8ヶ月拘留も酷いが―
葛飾の日共の坊さんがガサ入れ・23日拘留・起訴。「ユニオンぼちぼち」の組合員A君は、生活保護申請の際にビデオをまわして職務強要罪!50日以上たった今も拘留中(ぼちぼちにはガサ入れ)・・・最近の傾向には憂慮すべきものがあります。
殺人集団中核派は日本国民にたいして社会主義・共産主義に対しての誤解を与え
日本共産党の活動を妨害しつくしてきた。
これは、権力側の証言もありニセ「左翼」どもがどんなに妄言をはこうが覆されない事実であります。
> 最近の傾向には憂慮すべきものがあります。
仰るとおりです。こればっかりは党派に拘っていられません。上のコメントの「あ」氏を反面教師にしたいと思います。(もしかして共産党支持者を装った煽り?)
それではよいお年を。