【完成わずか15年】「都庁舎、雨漏りに泣く」【修繕試算1000億円】どこのビルも同じようなもんだね♪
・・・都内を見渡せる第一庁舎32階の食堂。職員に交じって、眺望を楽しみながらくつろぐ子供連れや老夫婦の姿も目立つ。
だが、天井板を1枚はがせば、青いバケツとビニールシート。雨漏りを防ぐための応急処置だ。外壁材のつなぎ目を埋める防水用の目地材がひび割れるなどして、雨水がしみこんでいるという。
最新の建築技術を誇った庁舎も今や、1階の玄関から重厚なつくりの議長室まで、あちこちで雨漏りが起きている。バケツを置き、ペンキを塗るなどして対処するが、天井にひび割れやシミが残っているところもあり、担当の職員は『お恥ずかしい限り』
それに問題は雨漏りだけでないようだ。
雨漏り以外にも、給湯用パイプのパッキンが老朽化して蒸気が漏れ出す、中央監視システムの故障で電気が消えない、暖房が入らないなどの不具合が目立つ。どこのビルも同じようなもんだね♪
つーか雨漏り・水漏れの際に「ここは最上階ではないのに何で天井から雨漏りがするの?」「雨も降ってないのになぜ天井から水が垂れてくるの?」という疑問を持たれた方も決して少なくはないと思われますが、
ビルの内部には水道管、給湯管、中水管、(空調用の)冷水・温水管・冷却水の往きと戻り、蒸気の往きと戻り、空調機のドレン(復水)管、ベシンやシンクの排水管、小便器の排水管、大便器の排水管、雨水管、スプリンクラーなど無数の配管がございます。いつなんどき貴方の頭上から水漏れが発生するか分かりません。それはうんち水やおしっこ水かもしれませんよ。
そういうトラブルの際、いつも蛍光灯の交換などに来ている作業服を着た者が天井の点検口に潜りつつ、「すいません、水道管から漏れがありまして・・・」と気弱そうな表情で説明するかもしれませんが、それはウソかもしれません。しかし暖かい目で見守ってあげて下さい♪
・・・つーか都庁舎って妙な形をしてるから、いろんな問題が起きてくるみたいね。
・・・しかし、その奇抜な形が、修理や維持管理の作業にはネックになる。都の担当者は、「デザイン優先で、ランニングコストは考えてつくられていない」と複雑な表情だ。それに、たった15年で痛むのが早すぎやしねえか?ズサンな工事だったのかもしれないね?
目地材の耐用年数は十数年だが、3棟分の総延長は120キロにも及ぶ。凹凸の多い複雑な壁面は作業用ゴンドラを沿わせるのも一苦労で、第一庁舎に設置されたゴンドラは9台。「普通の寸胴のビルなら1台で済むのに」と担当者。
参考:岩原瓦版
http://himadesu.seesaa.net/article/13662308.html#comment