(この文章は法大文化連盟ブログをソースにして作成)法大の入試が行われた2月5日、洞口さんら6人の学生が逮捕されてしまった。
「2月5日からの法政大学入試期間中」、法大文化連盟や全学連の学生(織田委員長ら)12人に対し情宣活動禁止「仮処分決定」が下されていた。法大から半径200m以内で「情宣活動」するどころか「徘徊」「滞留」することさえ禁止、違反すれば罰金100万円、という馬鹿げた決定が東京地裁で行われたのだ。
受験生たちに、学生活動家が大学を弾劾する姿を見せたくないのだろう。というか、法大の行ったこれまでの数々の不当行為を知らされたくないのだろう。露骨に言えば、法大を滑り止めにしている受験生もいるだろうから敬遠されたくないのかもな。あるいは学生たちが抗議する姿に共感するような受験生には入学してほしくないのかもな。
そのためこの12人は法大近辺に立ち寄らなかったのだが、法大の門の前で情宣していた学生らがターゲットにされた。その日の朝、学生らに法大職員が近寄り「迷惑ですよ!」「警告しましたよ!」などと言い捨て(抗議しても立ち去らない、という口実を作ったつもりだろう)、その50分後に機動隊が集結、弾圧が行われた。
キャンパス門前でビラをまいていた3人の学生と、横断幕を持っていた学生と拡声器でアジっていた学生の5人が「威力業務妨害」で逮捕された。いったい何を「妨害」したというのか。受験生たちに法大の実態を知らしめるのが「妨害」なのだろうか。
また、ビデオ撮影していた学生の目の前で公安警察が、突然勝手に生垣に倒れこみ「威力業務妨害」で逮捕された。いわゆる「転び公妨」である。
あまりの不当性に言葉も無い。国家権力と法大を激しい怒りを込めて弾劾する。ただちに6人の学生を奪還しなくてはならない。そして、このような弾圧を黙認(若しくは推進)する、金権政治屋小沢が牛耳る現政権は打倒だ!
◇ 法政大学文化連盟 情宣禁止仮処分だんがーい!
◇ 法政大学文化連盟 2.7文連×全学連緊急抗議声明
・・・余談だが先日横浜地裁で、横浜事件の元被告に刑事補償を認める決定が出た。それは喜ばしいことだが、元被告の遺族である小野新一氏は法大職員であり、学生への弾圧に加担している。「戦時下最大の言論弾圧」である横浜事件の被害者の遺族が、学生への言論弾圧に加担しているのは実に悲しいことだ。
もっとも当時の特高だって小野氏だって、生活のために職務に従わざるを得ないわけだよな。それを言っちゃ身も蓋も無えか?
◇ 横浜事件、無罪の判断 地裁、元被告に刑事補償認める2010年2月4日12時23分 (魚拓)
◇ 法政大学文化連盟 横浜事件の遺族が弾圧加担
◇ 法政大学文化連盟 遺族・小野新一と弾圧者・小野新一
2010年02月07日
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