中国の民主化・人権の尊重を求める「08憲章」を起草した作家・活動家の劉暁波さんが、懲役11年の確定判決を受けた。
この政治弾圧に対しアメリカの「クローリー米国務次官補」という人は、「08憲章は中国も署名した世界人権宣言と完全に一致している」と指摘した。そもそも中国共産党政権がそれに署名したこと自体ナンセンスなのだが。
なにしろ、劉暁波さんへの判決について外国人記者が「dissident(反対派)」という表現を用いたところ、「外務省の馬朝旭報道局長」という馬鹿が、「中国には反対派は存在しない」「中国は法治国家であり、犯罪か非犯罪かの区別があるだけだ」と噛み付いたってゆうからな。
要するに中共は、政府に反対などあってはならない、「反対派」は存在すら許されない、政府に従うか投獄されるか選べ・・・という政権なわけだ。こんな軍閥は遠からず打倒されるだろう。しかし世界中からの批判を承知で劉暁波さんへこんな重刑を科すとは、いよいよ中共も焦り始めたようだな?
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2010年02月14日
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