2010年04月08日

毒ギョーザ事件 真相は闇の中・・・

 これも忘れんうちに貼っとく。

 4月3日中国の警察が、天洋食品の冷凍ギョウザに毒物を混入したとされる容疑者を逮捕した、と発表した。冷凍庫に保管されていた餃子に注射器で農薬の成分のメタミドホスを注入した、という容疑である。この天洋食品の期間従業員だったため、給与面で不満を抱き、犯行に及んだ・・・などと伝えられている。テレビで見たが中国当局は「個人の犯罪だ」と強調していた。
 しかしこれで疑問が晴れたわけじゃない。テレビでやってたことを復習しとくか。

 メタミドホス注入に使った注射器は下水道に捨てたというが、2年経ってから見つかるというのは出来すぎじゃねえか?

 天洋食品製のギョーザからは「有機リン系殺虫剤ジクロルボス」も検出されましたが?

 容疑者が犯行に及んだのは2007年10月が初めてだったというが、ジクロルボスが検出されたギョーザは2007年6月製ですが?

 注射器で毒を注入したんなら袋に穴が開くでしょう。袋に穴の開いていないギョーザからも毒が検出されましたが?

 ちなみに、天洋食品製ではないですが、やはり中国で加工・製造されたサバ製品からジクロルボスニラまんからメタミドホスソースカツから有機リン系農薬「ホレート」が検出されたこともありますが?

 ってゆーか、現実的に中国製の加工食品を一切食べないなんて無理な話だ。スーパーで中国製は避けていても社員食堂やファミレスで知らずに食ってるかもしれん。
 独裁国家中国の急速な経済発展とか、それを煽る日米の政財界とか、(日本の)戦後の経済発展がもたらした食糧自給率の低下とか、いろんな問題が組み合わさっていると思う。

◇ ギョーザ事件で呂容疑者逮捕 危険物質投与の疑い (魚拓)
◇ 警察庁困惑「検証しようがない」…毒ギョーザ
◇ 中国毒ギョーザ:公安当局の説明になお疑問も (魚拓)
◇ 毒ギョーザ事件/まだ疑問残る中国の説明 (魚拓) 
posted by 鷹嘴 at 00:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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