3/12朝日埼玉版より引用。浦和レッズがホームスタジアムの一つにしている埼玉スタジアムの周辺には最近民間駐車場が増加し、その影響で試合日には国道122号と463号が大渋滞している。(もちろん埼スタにも駐車場があるが、試合当日に観客に利用させるほどキャパがあるわきゃない!)ジュピロに快勝した土曜日の試合では、4km以上の車列が続いたという。(その時間、俺はトイレの詰まりと格闘してたけどよw)
周辺は農地が多いが、畑を潰して駐車場にしている農家が多い。ある植木農家はツツジやハナミズキを育てる畑をつぶし70台分の駐車場にした。一日で7万円の収入になるという(一台1千円という計算と思われ)
「植木は景気が悪くてダメ。駐車場の方がいい。サポーターも喜んでくれるしね」
今年の前半の浦和レッズのゲームは、埼玉スタジアム開催が7試合予定されている。リーグ戦以外を合わせてもあそこが利用されるのはせいぜい20試合を超えるくらいだろう。その程度の開催日のためにさいたま市に残された貴重な緑地が減少していくのは残念に思う。
もっとも、さいたま市の中心部からこのスタジアムを訪れるには、京浜東北線を南浦和駅で乗り換え武蔵野線を東川口駅で降り、埼玉高速鉄道に乗り換え浦和美園駅で降り、「1.2km(徒歩約20分)」ほど歩かなくてはならない。要するに市民にとっても非常にアクセスが悪い。
シャトルバスで行くにしても立ちっぱなしの車内で渋滞に巻き込まれることが考えられる。自転車で行くにしてもかなりの距離なので、高齢者、小さな子供連れ、旗や横断幕など応援グッズを持ち込むサポーターには全く非現実的である。駐車料金が1千円程度なら車での来場を考えるのも当然だろう。
そもそも、なぜあそこが我らが浦和レッズのホームスタジアムの一つになっているのか?なぜ駒場をもっと広くしなかったのか?・・・と考えさせられてしまう。今更言っても遅いがね。
ずっと前だが吉沢康一氏が「さいたま新都心に作って欲しかった」と語っていたが同感。つーか駒場を改装するとき、どうせなら陸上トラックを潰してもう少し収用人数の多いサッカー専用スタジアムを作ればよかったのではないかと、思う。埼スタのゲームでも3万数千人しか入らない日もあるしね。
つーかなぜあんな遠くに、自然を破壊して巨大なスタジアムを作ってしまったのか?維持費も凄いぞ?だいたい埼玉にワールドカップを呼ぶ必要があったのか?(結局決勝は横浜に取られたジャンかよ)ツッチーの意地か?・・・などと考えさせられてしまう。これまた今更言っても遅いがね。
2006年03月13日
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試合開催日は混雑を避けるように、駐車を禁じているらしい(観光バスは停まっているようだが)。
が、埼玉のように私設の駐車場が付近に多ければそれも無意味だろうな。
豊田スタジアムは周囲に停める場所(河川敷に無理やり停めることはできるのかもしれないが)が無いから、遠くの駐車場or駅から皆歩いて来ているようだ。