2006年03月31日

【メキシコ政府、米系ホテルに罰金】

こりゃいくらなんでも酷すぎ。
メキシコ政府、米系ホテルに罰金
2006年03月29日
 米政府の圧力で、滞在中のキューバ政府代表団16人を追い出したメキシコ市内の米系高級ホテルに対し、メキシコ外務省が商法違反を理由に罰金約120万ペソ(約1300万円)の支払いを命じた。キューバに経済制裁を課す米国の国内法が理由となったため、地元では「主権の侵害だ」との反発が広がっていた。
 発端は2月初め。キューバ領海内の海底油田採掘をめぐる商談で、キューバ政府代表団と米国の石油関連会社の関係者との3日間の会合が、シェラトン・マリアイサベル・ホテルで始まった。
 AP通信によると、米財務省がホテルの親会社(ニューヨーク州)に圧力をかけ、ホテルはキューバ代表団を追放。代表団から受け取っていた前払い金も返金を拒み、財務省に供出した。財務省によると、米国人がキューバ政府関係者への利便提供を禁じた対敵貿易規制法に触れる恐れがあったという。
 メキシコ世論は「国の名誉が汚された」(レフォルマ紙)などと猛反発。普段はカストロ政権に批判的な米紙まで「米政府の役人は、こんな尊大で高圧的なやり方で何を得たかったのか不明だ」(マイアミ・ヘラルド紙)と批判した。
 メキシコ外務省は今回の措置について、「国籍により顧客を差別することを禁じた規定に違反した」と説明している。
アメリカ政府も最悪だが、客から預かった金を政府に献上したホテルも糞以下だな。あきんどの資格なし。
posted by 鷹嘴 at 15:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 国際ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
使節団も可哀想に。
Posted by qwert at 2006年04月01日 01:19
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