2006年04月06日

自衛隊のいじめ (たちかぜ自衛官いじめ自殺事件)

 「自衛隊」といっても軍隊だから、旧日本軍のようないじめがあって当然。
いじめ原因で自殺、と提訴 海自護衛艦隊員の両親
 2004年に自殺した海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)所属の護衛艦「たちかぜ」勤務の1等海士=当時(21)=の両親が5日、「自殺は先輩隊員のいじめが原因で、上官らはいじめを知りながら放置した」として、国と先輩の元2等海曹(35)=懲戒免職=に計約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
 訴状によると、1等海士は03年12月、たちかぜに配属され、04年10月、東京都内で自殺。元海曹は「指導」と称し頭をたたいたり、正座させ至近距離からガス銃で撃ったりして執拗(しつよう)ないじめを加えた。上官らは、報告を受けるなどしていじめの実態を知りながら、漫然と放置していた。

自殺は先輩のいじめ、海自隊員の両親が1億円賠償提訴
 自殺した海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)の1等海士(当時21歳)の両親(栃木県在住)が5日、自殺は先輩の元2等海曹(35)(懲戒免職)のいじめが原因だとして、国と元海曹を相手取り、約1億3200万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
 訴状によると、海士は2003年12月、護衛艦「たちかぜ」に配属されたが、元海曹から「指導」と称して、殴る蹴るの暴行を加えられたり、正座させられ至近距離からエアガンで撃たれたりするなど、執拗(しつよう)ないじめを受け、04年10月、都内で電車に飛び込み自殺した。遺書には元海曹を名指しして「お前だけは絶対に許さない」と書かれていたという。
 また、国の責任については、隊の上司らは元海曹のいじめを知っていたのに、何ら対策を取らなかったとしている。
 元海曹は翌11月、海上自衛隊横須賀地方警務隊に逮捕され、別の後輩隊員らに、命じた通りパンチパーマをかけてこなかったとしてエアガンを発射したり、わいせつ画像を録画したCD―Rを15万円で売りつけたりしたとして、横浜地裁横須賀支部で昨年1月、暴行と恐喝の罪で懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡された。
 原告側の弁護団は「近年、隊員の自殺数が増加しているとも指摘されており、裁判を通して自衛隊の体質を問いたい」としている。
 一方、海上自衛隊横須賀地方総監部は「訴状などの内容を確認して適切に対応したい」としている。
(2006年4月5日21時14分 読売新聞)

 こういう犯罪が明るみに出ることはなかった旧日本軍よりは幾分マシかもしれないが、本当に軍隊って嫌だ。この世から無くなれ!
posted by 鷹嘴 at 11:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 国内ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国軍…天安門事件を忘れることはあるまい。
自衛隊は憲法9条で出兵できないのだから、周辺国軍を無くすか、軍縮して戦争を放棄するべき。

実際軍隊というか治安維持部隊は絶対に必要だ。
機動隊が戦闘機や対地ミサイルを撃つ駆逐艦に勝てるかね。
テロリストに金はない?いや、イスラム原理主義者の一部の過激派はテロを利用して株で巨額の資金を手に入れた。ビンラディンは大富豪でもある。

いじめについては気の毒としか言いようがないが、
それで軍隊を無くした先にあるものは更に悪い結果じゃないだろうか?
Posted by qwert at 2006年04月06日 17:41
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック