2006年04月06日

ロシア軍のいじめ

そういえばこんなニュースもあったね。
新兵いじめで両足切断 ロシア軍に批判高まる
 【モスクワ28日共同】ロシア・ウラル地方チェリャビンスクの軍部隊で上官が新兵を集団暴行し、両足切断などの重傷を負わせていたことが28日までに明らかになった。ロシア軍内部の“新兵いじめ”は旧ソ連時代からの悪弊として国民に知られているが、残虐さとモラル(道徳)欠如に批判が高まっている。
 ロシアのメディアによると、事件が起きたのは昨年大みそかの夜。酒に酔った複数の上官が8人の新兵に暴行した。
 ある兵士(19)はいすに縛り付けられ、理由もなく数時間にわたり殴打された。司令官や軍医からも放置され、4日後に病院に運ばれたが既に壊死(えし)が進行、両足と性器、手の指を切断した。
(共同通信) - 1月28日21時35分更新

露軍いじめ 身内に甘く統制は強化 異質さ浮き彫り
 【モスクワ=内藤泰朗】ロシア軍で先輩に暴行を受けた新兵が両足切断などの重傷を負った事件が発覚するなど新兵いじめが問題となり、軍への批判が高まっている。しかし、プーチン大統領は一月三十一日、軍指導部の責任は追及しない姿勢を示し、軍内部を監視する軍警察の新設を提案した。身内には甘いが、統制は強化する同政権の異質さが浮き彫りになっている。
 ロシア主要紙・テレビの報道によると、事件が起きたのは昨年の大みそか。ウラル地方チェリャビンスクの陸軍戦車アカデミーで、酒に酔った複数の先輩兵が八人の新兵に暴行した。
 そのうちの一人(19)はいすに縛り付けられ、四時間以上にわたって殴打された。司令官や軍医からも放置され、病院に運ばれたのは四日後で、既に壊死(えし)が進行していた両足と性器、手の指を切断した。軍は当初、同事件を隠蔽(いんぺい)しようとしたが、情報が漏洩(ろうえい)したことで問題が大きくなった。新兵らの家族でつくる民間団体「兵士の母の会」によると、事件は氷山の一角に過ぎず、いじめや、それが原因の自殺は表沙汰(ざた)にはならない。
 事件を受けて、軍検察当局は犯行に及んだ将校らを逮捕し、部隊の司令官の責任を追及する姿勢を示した。
 しかし、大統領に近い人物で、大統領の後継候補の一人でもあるイワノフ副首相兼国防相は事件発覚当初、「報告を受けておらず、たいしたことではない」とコメント。その後、責任をもって捜査すると強調したが、これまでに被害者側への謝罪の言葉などは一切なく、「無責任な軍」への国民の不信感は高まるばかりとなっている。
(産経新聞) - 2月2日3時8分更新
旧日本軍並だな。どこの国も同じだね。本当に軍隊ってやだ。この世から無くなれ!
posted by 鷹嘴 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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