2006年04月08日

【日本の民間人ら、「花岡事件」記念館の建設計画】

これは先月のニュース。
日本の民間人ら、「花岡事件」記念館の建設計画
日本の友好的な人々が秋田県大館市に「花岡事件」記念館の建設を計画している。悲惨な歴史を振り返り、事件で命を落とした中国人労働者を追悼するためだ。新華網が伝えた。
計画者らは昨年秋に建設予定地900平方メートルを850万円で購入。現在、記念館の建設と管理に必要な3500万円を、日本全国や、中国で事業展開する日本企業から募っている。記念館は来年夏に竣工の予定だ。
抗日戦争中、日本の帝国主義勢力は、自国の労働力不足を補うため、に中国から大量の捕虜と民衆を連行し、日本で苦役に就かせた。そのうち花岡鉱山では、鹿島組(現「鹿島建設」)の下で986人の中国人が働いていた。1945年6月30日夜、非人道的な待遇に耐え切れず、中国人労働者700人が蜂起したが、無残にも鎮圧され、3日間で130人余りが虐待の末、死に至った。統計によると、1944年8月から1945年11月までに、花岡鉱山の中国人労働者986人の中、400人以上が死亡した。この事件は「花岡事件」として知られる。
1980年代、「花岡事件」の被害者とその家族は、鹿島建設に「公式謝罪」「賠償」「記念館建設」の3項目の要求を提示。鹿島建設は1990年に企業としての責任を認め、謝罪した。2000年には和解が成立。鹿島建設は中国赤十字を通して986人の被害者に5億円を支払ったものの、記念館の建設には同意しなかった。
「人民網日本語版」2006年3月14日
「スーパーゼネコン」の鹿島(かじま)建設の人たち、ついこの前まで俺のいるビルに工事で来てたよ。つーか実際に作業するのは下請け、孫請けだけどね。で、戦時中は強制連行された中国人を酷使していたわけか。
posted by 鷹嘴 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史認識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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