2010年10月25日

AOKIの労組潰し

 「紳士服のコナカ」の労働者たちは「全国一般東京東部労組コナカ支部」に結集し、未払い残業代の支払いなど勝ち取ってきたが・・・これに対抗して「UIゼンセン同盟コナカユニオン」という第二組合が結成され、「こちらに加入しないと解雇されるよ」、という脅しがかけられている・・・という話を昨年11月に書いたが、同じく紳士服の量販店「AOKI」は、UIゼンセン傘下の組合さえ、「トップが組合をやめない者は解雇だと言い切った」などと脅して潰そうとしている。


◇ 紳士服アオキ労組、8割脱退 「会社が違法勧奨」訴え (魚拓)
◇ 組合員大量脱退 AOKIが反論 (魚拓)

 この許しがたい違法行為について10月19日東京新聞で鎌田慧氏が、憲法28条違反であると指摘。こちらに全文が引用されている。
◇ 「洋服のAOKI」の不当労働行為 パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
 鎌田氏といえば、「花岡和解」を評価していることを知って興ざめしてしまったが、 「憲法に違反しても安ければいい、という経営者のモラルは、経営の末期症状をあらわしている」という指摘には全く同意だ。

 
 ついでに日本国憲法第二十八条を引用しておこう。
 「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する」  
posted by 鷹嘴 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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