米原子力空母の横須賀配備、市長「安全性確認し容認」市長が認めても市民が認めないよ。つーか『横須賀で原子炉の修理をしない』ってぬかしやがったんだって?絶対に故障しないってのか?馬鹿?人をおちょくってるとしか言いようがないね。
2006年04月17日21時47分
神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に08年に原子力空母ジョージ・ワシントンの配備が計画されている問題で、米政府は17日、外務省を通じて横須賀市の蒲谷亮一市長に原子力軍艦の構造や運用など安全性を説明する文書を提出した。これを受け、蒲谷市長は記者会見し、「資料が信頼の置けるものであれば、反対する理由を思いつかない」と述べ、安全性の確認を前提に原子力空母の受け入れを容認する考えを明らかにした。
現在、横須賀基地には油を燃料とする通常型の空母キティホークが配備されており、同市は、原子力空母の配備計画には明確に反対し、キティホークの退役後も通常型空母を継続するよう日米両政府に求めてきた。
市長は会見で、外務省の島田順二日米安全保障条約課長からこの日に説明を受けた文書について「想像以上に具体的、詳細で通り一遍とは違う」と評価した。そのうえで、「通常艦がほしいと言ってきたのは安全性が根っこにある。まだ、防災面の予防的措置などの問題があるが、(安全性が確認されれば)容認の方に進むのではないか。反対する理由はなくなる」と語った。
原子力軍艦の安全性を説明する文書については、市長が3月下旬に麻生外相に対し、日米両政府が「原子力空母は安全」としている明確な根拠を示すよう求めていた。
2006年04月19日
【米原子力空母の横須賀配備、市長「安全性確認し容認」】
原子力空母をつかまえて「安全」とほざく神経を疑うが、そもそも安全な兵器などあり得んな。
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その「市民」も投票したはずの選挙で選ばれたのが今の市長では?「市民」に拒否権を認める、ということは、少数者による専制に陥る危険性もあります。まぁ、地方自治ですから、解職請求などの手段もあることはありますが。
>『横須賀で原子炉の修理をしない』ってぬかしやがったんだって?
>絶対に故障しないってのか?
施設が無い以上、物理的に不可能です。故障はするかもしれませんが、修理ができないのです。
例えば米原子力空母配備問題。
国家のためなら配備を容認しなければいけないけれど郷土のためには追い出すことを考えなければいけない。
絶対に指摘されると思いますが、なんて答えるのでしょうかねぇ。
しかし、市民の反対よって行政が方針を変更することはありますから。
> 施設が無い以上、物理的に不可能です。故障はするかもしれませんが、修理ができないのです。
ならば、横須賀に長逗留するのは不適切ですね。
もっとも、原子炉自体ではなくても周辺設備の点検、メンテなどで放射能漏れの可能性はあります。この点も記事の中でリンクしたページで指摘されています。
「ならば」でつながっていませんね。米第7艦隊が横須賀を母港としているのは、艦の修理のためではなく、東アジアにおけるプレゼンス保持のためです。単に「ガレージ」として軍港を利用するのならば、サンディエゴやノーフォークでいいわけですが、いざ東アジアで有事、というときに艦隊がアメリカ本土沿岸にいたりしては意味ないわけです。いくら俊足の機動部隊とはいえ、「瞬間移動」はできませんからね。
>もっとも、原子炉自体ではなくても周辺設備の点検、メンテなどで
>放射能漏れの可能性はあります。この点も記事の中でリンクしたページ
>で指摘されています。
それらの点についてのアメリカ側の説明が「想像以上に具体的、詳細で通り一遍とは違」ったからこそ、安全面などで不審を抱いていた市長も納得したのではないですか。
リンク先の市民団体はいつ市政を任せられたのでしょうね?
原子力空母も横須賀を「母港」にするのでしょうか?原子炉の修理が可能な設備がある所を母港にした方が、艦の運用面で都合がいいと思います。
> いざ東アジアで有事、というときに
市民にはますます迷惑ですな。
> それらの点についてのアメリカ側の説明が「想像以上に具体的、詳細で通り一遍とは違」ったからこそ、安全面などで不審を抱いていた市長も納得したのではないですか。
市長はそれを公開して市民を説得するべきですね。
> リンク先の市民団体はいつ市政を任せられたのでしょうね?
選挙で選んだくせに、文句を言うべきではない・・・というのなら、世論調査も、行政が市民の意見を募集することも、それこそ政治を話題にしたブログも、存在する意味が有りません。
だいたい陳情や(条例案提出のための)署名という制度もあります。
それに、市民運動も行政に影響を与えることはあります。
>設備がある所を母港にした方が、艦の運用面で都合がいいと思います。
原子力艦の原子炉は、自動車や通常動力艦のエンジンなどとは異なり、極めて独立した区画となっています。実質、原子炉が先にあって、その周りに艦を組み立てているといっても過言ではありません。そして、修理などで原子炉の内部に手をつけることは、通常は炉心交換のときくらいです。炉心交換は、艦を解体して、圧力容器を切り開くという大掛かりな作業になるため、最低でも1年間はドック入りすることになり、艦は長期間戦列を離れることになります。ですから、原子炉に手をつける検査というものは、原子力艦の通常の運用においては組み込まれておらず、むしろ艦の一生のサイクルの中に組み込まれるものです。したがって、原子炉の修理が可能な基地を母港にしなければならない、ということはありません。
また、USSジョージワシントンが搭載しているもののような比較的新しい原子炉は、炉心交換までの期間が長く、ほとんど艦の寿命と同じくらいですので、いずれにせよ、ジョージワシントンが横須賀を事実上の母港としている間に炉心交換をすることは無いでしょう。
>市民にはますます迷惑ですな。
市民の意思とは無関係に来るのが有事ですからね。ですから、有事を未然に防ぐために、抑止力の維持は欠かせません。
>市長はそれを公開して市民を説得するべきですね。
全くその通りだと思います。特に関心のある市民は、既に情報公開請求を行なっているかもしれませんが。
>選挙で選んだくせに、文句を言うべきではない・・・というのなら、
>世論調査も、行政が市民の意見を募集することも、それこそ政治を
>話題にしたブログも、存在する意味が有りません。
>だいたい陳情や(条例案提出のための)署名という制度もあります。
>それに、市民運動も行政に影響を与えることはあります。
市民の意見は、市政に反映されなければなりません。市民運動や陳情が市政に対する影響力を持つことは、むしろ民主主義が健全に作用していることの証拠でもあります。
ただ、意見が政策として法的拘束力を持つためには、それなりの正統性というものが必要であり、代表制民主主義の下では、選挙で選ばれた代表者としての市長の方策と、市民の意見は、正統性の有無から主と従の関係にならざるを得ません。市民の意見も、市政におけるプロセスを踏んだ上であれば、十分に市政を動かすことができるものであります。