1月5日東京新聞より。
2010年8月時点で水産庁が公表している国内の鯨肉在庫量は、5790トン。06年4月の5969トンに次ぐ在庫量である。
しかし、水産庁は09年12月までは全国651ヶ所の倉庫の在庫量を公表していたが、10年1月からは約500ヶ所の倉庫の在庫量だけを公表するようになった。約150ヶ所の倉庫の在庫量は公表されないのである。全体の在庫量が分からないじゃんか。卑劣だよな。
「フリージャーナリストの佐久間淳子さんと保護団体、イルカ&クジラ・アクションネットワークが、水産庁が公表している国内の倉庫内の鯨肉量などを基に」推定したところ、在庫は昨年8月の時点で6025トン。過去最多になっていた見られる・・・とのこと。
この数値はあくまで推計だが、売れ残りの鯨肉が冷凍倉庫に大量に保管され、捌ける見込みは無し、調査捕鯨なんて馬鹿なことやめなければますます増えていく、ってゆう事実には変わりは無いね。しっかし民主党ってのはタレント議員使って「事業仕分け」なんてパフォーマンスやるくせに、こういう税金の無駄遣いに手をつけようとしないんだもんな。原発だって推進してるし。
話は変わるけど、昨年12月水産庁が、鯨肉横領の件で水産庁職員も受け取っていたことをやっと認め謝罪した、とさ。もちろんこの鯨肉密輸疑惑の全容が明らかになったわけじゃないけど。
◇ プレスリリース:水産庁、クジラ肉不正を認めて謝罪 国際環境NGOグリーンピース
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2011年01月14日
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