スキー靴を履くのはひとシーズン数回程度の身であるが、毎年のように決して近場とは言えない菅平を訪れている。その理由を問われれば、圧雪された急斜面が多いことだけでなく、いつ行っても空いていることも挙げざるを得ないだろう。もっとも最近はどこのスキー場もかつての様な大混雑は解消されつつある、と聞く。また現在は正月も土日も休めなくなった身分であるので、わざわざ平日にあそこまで足を伸ばすこともないのかも・・・しれない。
下の写真は、菅平の中で唯一いつでもリフト待ちがある奥ダボズのクワッドでたどり着く、この広大なスキー場の実質的な山頂部にて。ホントだったら(?)雄大な北アルプスを携帯のメモリーに保存することが出来たのになあ。
天気さえよければ360度パノラマの絶景なのだが、この日(1/20)は終日軽い吹雪(笑)であった。(ちなみに俺の携帯はFOMAだが、全域で通話・メール送信が可能であった)
このスキー場は「太郎エリア」「ダボスエリア」「パインピークエリア」の三つに分かれている。(こちらはオフィシャルサイトのコース案内図)
「太郎エリア」は一つの山頂から四方八方にコースが造られている、あまり標高差のないゲレンデである。
この「シーハイルコース」は何回滑っても飽きないね。しかし、夏になればラグビー部員の皆さんが「山頂まで登ってこい」などと、陰湿なシゴキを受けているに違いない(笑)
さて、「太郎エリア」と「ダボスエリア」は道路を挟んで向き合っているが、「パインピークエリア」は数キロ離れた位置にある。
麓の「ホリデーコース」以外は全て急斜面だと覚悟した方がいだろう。初心者を連れて行く場合は要注意。スキーヤーもボーダーも気合の入った面々ばかりの、もろ体育会系スキー場である。
このエリアで唯一のクワッドリフトの降り場から、ホントだったら(?)霊峰富士が眺められるハズだったのである。去年三度行って三度ともお目ノかかれたのになあ・・・。
「ツバクロ」ゲレンデはポールトレーニングする者以外はあまり滑るところがない。数年前、無謀にもここの「チャンピオンコース」で有料ポールレッスンを受けたことがある。ポールを滑る以前の基本の技術が全く身に付いていないヘタッピのクセに・・・。
しかし、リフトの右手のパノラマコースは、いつでもどこかのスキー部の貸切状態になっていたため指をくわえて眺めているだけだった。この日は平日の夕刻ということもあり、奇跡的に侵入が可能であった。気持ちイイったらありゃしない!ただ圧雪状態がいいだけじゃねえぜ!何かが根本的に違う!つーか快適に飛ばせる所だからこそ、レーサー用に確保されているのかもしれない。
しかし、ここのリフトは長くて遅い上にご覧の通りの悪天候の為、寒さに耐えかね三回滑っただけで「大松山」ゲレンデへと戻った。長い連絡コースは途中から完全に平坦になる。運動不足の身にスケーティングは非常に辛いものがあった。
帰り支度をしていたら、やっと天候が回復しやがった。この日は行きも帰りもチェーンを装着しない強行突破を試み、運良く生還した(笑)
次の日仕事なのでさっさと帰ればいいのに、つい「真田温泉健康ランド ふれあいさなだ館」に寄ってしまった(他にも立ち寄り湯があると思うが知らない)。400円という入浴料は微妙な設定であるが、サウナなし、シャンプーなし・・・という条件から考えれば妥当な線だろう。
・・・・以前から気になっていたのだが、「ふれあいさなだ館」の少し手前の国道沿いにこのような大きな看板が立っている。
真田町というのは何かね、政治・軍事の重要な拠点でもあるのかね?
やなこったい!
(もちろん観光客に対して言っているのではないと思うが・・・)
しかし、この看板の下の方に共産党の看板があるのはお茶目で笑える。(どうせなら埋め尽くすほどの厚かましさでキボンヌw)
2005年02月03日
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