2006年06月04日

【回遊性の魚、減少が深刻  マグロやサメ、タラなど】

獲りすぎりゃ減ってくに決まってんだろうが。人間はいつからこんな当たり前のこと分からなくなっちまったんだろうか?

それは、食べるために獲るのではなく、商売のために獲っているからだろうね。
2006年06月03日
回遊性の魚、減少が深刻  マグロやサメ、タラなど
 大西洋のクロマグロなど16種類のマグロ資源のうち5種類で、サメ類は20種中11種で、現在の漁獲量が多すぎる状態にあり、タラなど一部は枯渇状態にあるとする回遊性の魚に関する資源評価報告書案を国連食糧農業機関(FAO)が、3日までにまとめた。
 各国の排他的経済水域をまたいで、広範囲を泳ぎ回る「高度回遊性魚種」と呼ばれる漁業資源約200種に関する初の総合的な資源評価で、FAOは漁獲量削減や国際協力による資源管理の徹底などの対策強化を求めた。
 FAOによると、高度回遊性のサメ類の中でデータがそろっている20種類のうち、ウバザメや日本も漁獲しているオナガザメの仲間など11種で過剰な漁獲が続いている。

大西洋 タラ 『ピンチ』
 大西洋のクロマグロなど十六種類のマグロ資源のうち五種類で、サメ類は二十種中十一種で、現在の漁獲量が多すぎる状態にあり、タラなど一部は枯渇状態にあるとする回遊性の魚に関する資源評価報告書案を国連食糧農業機関(FAO)が、三日までにまとめた。
 各国の排他的経済水域をまたいで、広範囲を泳ぎ回る「高度回遊性魚種」と呼ばれる漁業資源約二百種に関する初の総合的な資源評価で、FAOは漁獲量削減や国際協力による資源管理の徹底などの対策強化を求めた。
 FAOによると、高度回遊性のサメ類の中でデータがそろっている二十種類のうち、ウバザメや日本も漁獲しているオナガザメの仲間など十一種で過剰な漁獲が続いている。
 マグロの中で、現在の漁獲量が資源の維持に適切なレベルを超えているとされたのは、データがそろっている十六種類のうち、東部大西洋・地中海のクロマグロ、西部大西洋のクロマグロ、ミナミマグロなど五種類。ミナミマグロと西部大西洋のクロマグロは資源状態が非常に悪く「枯渇状態」にあるとされた。
 またFAOは、マグロ類やサメ類以外でも、タイセイヨウサバやメロ(銀ムツ)など66%の魚種で漁獲量が多すぎ、大西洋のタラなどが枯渇状態にあると評価した。報告書案でFAOは「すべての国が参入できる公海漁業では、漁獲能力が資源維持に適したレベルを超えやすい」と指摘。漁獲量の削減や高度回遊性魚種の資源管理を行う国際機関の権限強化などの対策を取ることを勧告している。
posted by 鷹嘴 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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