その夜の午前1時半ごろ、2時間半寝れば楽勝で起きられるだろう、と思って布団に入ったのだが、目が覚めたら5時45分だった(笑)あわててテレビをつけると後半44分、1−4でブラジルがリードしていた。
もう攻める必要のないブラジルはすっごい余裕でパスを回していた。日本はまるでボールに触れない。アナウンサーが「まるでブラジルの方が人数が多いようです」と呟いていたが全く同感。まるでバスケかハンドボールの如く、悠々とボールを支配していた。そのぐらいレベルの差があるっちゅうことやね。
ま、最初から期待してなかったけどさ、もうちっとマシな負け方っつーもんはないんだろうか。すっげえやられ放題だったなあ。しかし強すぎたねブラジルは。シュートコース空けば遠くからでもドーンとゴール、サイドをえぐるまでもなく華麗なワンツーで中央突破かよ。強いチームが弱いチームとやると強さが引き立つんだな。弱いチームは弱さが引き立つんだな。日本は組織力や個人のテクは言うに及ばず、(キックの強さやキープ力とか)身体能力など、全てに渡って大きく劣っていたことを思い知らされたよ。
まあ現在のアジアのサッカーのレベルでは欧州・南米に太刀打ちできないのは当然だけどさ。韓国・サウジ・イランも決勝トーナメントに出れなかったし、この三国よりちょっと力の劣る日本が出場できただけでもラッキーと思わなきゃだめなのかもね。つーか出場しやすい枠にいたことも感謝しなくちゃだめだね。日韓大会で日本を下したトルコも、カメルーンもナイジェリアも今回は出れなかったんだしね。
ところでさ、うつ伏せならまだしも仰向けになって、キャプテンの宮本とかみんなになだめられても10分以上起き上がらなかった中田君は国辱だな。君のみっともない姿が世界中に流されたんだよ。
つーかなんで伸二出さなかったんだよボケ!なんであんなのを監督にしたんだよ、とグチってみても虚しい・・・
以下、ちょっとだけコピペ。
(6/23)儀式のような終幕・悔しいが、それが現実だ
まるで儀式のような終幕だった。神聖で、しかし結末の決まっている闘牛のような……。
闘牛士らは遅れてピッチに現れた。ロッカールームで大声を張り上げて神に祈り、互いを鼓舞するあの手順を踏んでいたはずだ。舞台にあがると、すでにウォームアップを始めた獲物に一瞥をくれるわけでもなく、淡々と反復練習を繰り返す。実に淡々と。
式が始まると、猛る牛は次々と繰り出される槍を必死でかわし、喝采を浴びる。仕舞いには闘牛士の1人を角にかけ、血祭りに上げる。玉田の先制点。
観客の感嘆と、いらだちが交錯する。式の前半が終わらんとするまさにその時、観客の興奮を鎮めるべくマタドールが太い槍を突き刺す。ロナウドの同点。闘牛士の血を求めた観客は一瞬にして気づく。これが儀式なのだと。
儀式は後半を迎える。それまでにも増して降り注ぐ槍の嵐。しかも四方八方から、正確かつ鋭く。その幾つかは牛の体の奥深くまで突き刺さり、あばれる牛の角も、今度は軽々と翻るマントにかわされていく。
最後の一差しはやはりマタドールに用意されていた。4点目。首の後ろの急所を深くえぐられ、牛は式場の中央に身を横たえる。儀式は式次第に沿って(?)再び淡々と終わる。マタドールたるロナウドにゲルト・ミューラーと並ぶワールドカップ通算得点記録という称号を加えて。
試合終了のホイッスルとともにセンターサークルの脇に倒れ込んだ中田英寿は10分以上も横たわったまま、顔を上げなかった。6月22日は奇しくも20年前、マラドーナが「神の手」ゴールを挙げた日。王者に挑んだ捨て身の戦いは残念ながら奇跡をなぞることはできず、ゆっくりと立ち上がった中田はまばらになった観客に何度も手を掲げてピッチを去った。
得点2、失点7、勝ち点1。悔しいが、それが現実だ。(ドルトムント=柿木英人)
ところで日本は次回出れるんでしょうか?
アジア勢1次L全滅で出場枠削減も
W杯は1次リーグを終え、アジア勢4カ国が全滅した。前回ベスト4の韓国がG組3位で敗退し、日本とイラン、サウジアラビアは1勝も挙げられず各組最下位に甘んじた。大陸連盟別の出場枠は、前の大会での成績などをもとに決められる。アジアはこの不振で、次回2010年大会の出場枠が削減されるとの懸念が早くもささやかれている。
前回大会は開催国の日韓両国がホームの優位性も生かして1次リーグを突破し、何とか面目を保った。しかし、今大会のベスト16の顔触れは連盟別に欧州10、南米3、北中米カリブ海1、アフリカ1、オセアニア1。今後、アジア枠の削減が議論の的となることは避けられない情勢だ。
アジアの出場枠は、1998年フランス大会で出場チーム数が32に増えたのを機に、それまで3大会続いた2から、プレーオフ分の0・5枠を含む3・5に増えた。前回は開催国の日韓合わせて4・5に。今大会は前回の日韓の健闘もあり、開催国枠に関係なく同じ4・5枠が与えられた。
日本にとっても死活問題だけに、国際サッカー連盟(FIFA)の小倉純二理事(日本協会副会長)は大会の早い時期から、日本を含むアジア勢に「もっと頑張ってもらわないとまずい。枠の問題もあるから」と危機感を示していた。その不安が的中してしまった。
しかも10年W杯のアジア予選には、オセアニア連盟からアジア連盟に転籍したオーストラリアが参加する。日本を下して1次リーグを突破した同国が予選に加わった上に出場枠が減らされるようだと、日本のW杯への道はさらに険しくなる。 (共同)
[ 2006年06月24日 08:09 速報記事 ]