2011年06月15日

「焼肉えびす」は解雇予告手当も給料も払わない

 どうせ大丈夫だと思って生肉出してた挙句に食中毒事件を起した「焼肉酒家えびす」って、どうせ大丈夫だと思って危険な原発動かしてた東電と似てるなあ。
 つーか労働者に平気で大量に被曝させて黙ってた東電って、労働者の権利を守らないという面で「焼肉酒家えびす」と似てるなあ?

 6月11日東京新聞夕刊、及び下記ニュースより。「焼肉酒家えびす」を運営するフーズ・フォーラス社は、営業再開を断念し清算手続きに入る。6月8日夜に勘坂康弘社長が約60人の全社員(事故発生後に30人が自主退職)に対し解雇を宣告し、しかも「お金が無いから解雇予告手当と6月1日〜8日分の給与を支払えない」などとふざけたことを抜かした。金沢労基署は同社に是正勧告する予定とのこと。

 解雇する場合は30日前に予告しなくてはならない。即日解雇するなら30日分の平均賃金を支払わなくてはならない、と労基法で定められているのだが。約60人分の解雇予告手当は合計約2000万円、6月1日〜8日の給与は500万円。同社の弁護士は「(従業員より)被害者の弁済を優先したい」とほざきやがったそうな。
 食中毒事件被害者の補償は数億円に達する見込み。同社は金融機関などに債権を放棄してもらい、さらに店舗を売却することで補償金を準備するつもりらしいが、それだけやれば従業員に支払わなければならない2500万円なんか簡単に出てくるんじゃね?

 もちろん労働債権(未払い賃金など)より、担保付の借金や税金のほうが優先されるに決まってる(参照)。だけど普通の借金や、まだ総額が定まっていない補償金よりは、労働者の賃金が優先されると思うんだけどね?違う?たしかに被害者に補償できる金が残ってるなら補償するべきだが、それより優先しなければならないものがある、ということをこの馬鹿社長や担当弁護士は分かってないんだ。つーか分かっててやってんのかもね?

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posted by 鷹嘴 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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