2006年08月04日

【米軍レーダーで捜索が一時中断、2人海難事故 青森】

ちょっと前のニュースだけどさ。ググっても救助されたというニュースは出てこない。見つかるまで怪電波出すのを中止してくれないのかなあ。まあ国民の生命よりアメリカに媚を売ることの方が大切な日本政府にとってはどうでもいいんだろうけどね。
不明者のヘリ捜索を一時制限 米軍レーダー飛行禁止区域で
2006年08月01日12時01分
 青森県つがる市の海岸で水上オートバイをしていた男女2人が沖合に流され、31日に捜索のため県や県警のヘリが出動したが、米軍の移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」による飛行禁止区域によって、一時的に捜索の制限を受けていたことが分かった。

 2人が流されたのは30日夕。31日午前4時から県や県警のヘリが出動、付近の海上を捜索した。ところが、青森海上保安部から同日午前10時のレーダーの放射開始時刻が事前に伝えられており、県などは飛行禁市区域内の捜索をいったん終えた。
 飛行禁止は、レーダーが発する強力な電波によって航空機の計器類に悪影響が出るのを避けるためで、周囲半径6キロで国交省が設定した。2人が行方不明になった海岸はこの区域の中に入っていた。2人は1日正午現在、見つかっていない。
 海保は今回の制限による捜索への影響はなかったとしている。県は、飛行禁止が解除された時間帯にその周辺を集中的に捜索したという。

米軍レーダーで捜索が一時中断、2人海難事故 青森
2006年08月01日21時05分
 青森県つがる市の海岸で水上オートバイに乗っていて沖合に流された男女2人を捜索するため、31日に出動した県などのヘリが、米軍の移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」による飛行禁止区域によって、飛行を一時的に制限されていたことがわかった。

 2人は30日夕、同レーダーの設置場所から数キロ離れた地点から流された。米軍から禁止区域内の飛行許可を得て、青森海上保安部が同日夜からヘリや小型飛行機で付近の海上を捜索。県や県警のヘリも31日朝から捜索に加わった。同日午前10時から、レーダーが電波の放射を開始することもあり、飛行禁止区域内の捜索をやめた。
 つがる市が防衛庁を通じ、米軍に電波放射の中止を要請。31日午後3時から再度、飛行禁止が解除され、県の防災ヘリが区域内で約1時間にわたり捜索した。青森海上保安部は「(海保としての)禁止区域内の捜索は31日午前10時までに終えており、捜索に支障は出ていない」としている。2人は1日夜の時点でも見つかっていない。
 飛行禁止は、電波による航空機の計器類への影響を避けるための措置。レーダーから半径6キロ内に国土交通省が設定した。
posted by 鷹嘴 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | アメ公 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>見つかるまで怪電波出すのを中止してくれないのかなあ。

 遭難者の捜索中は、日本に向けて弾道ミサイルが発射されない、という保証はどこにもありません。
 また、Xバンドレーダーの電波による障害で、捜索ヘリが墜落でもしたら、それこそ一大事です。
Posted by NISSHA at 2006年08月05日 23:53
> 遭難者の捜索中は、日本に向けて弾道ミサイルが発射されない、という保証はどこにもありません。

現在の在日米軍は、北朝鮮のミサイルを迎撃する能力があるのですか?

それはともかく、もし国家というものが、国民の生命を守るものならば、いつ飛んでくるのか分からない仮想敵国のミサイルの警戒を続けるより、今現在行方が分からない遭難者の捜索を優先するでしょうね。

もしもあなたの親族や知人が水難事故に遭った時、こういう事情で捜索を中断されることに納得できるでしょうか?
Posted by 鷹嘴 at 2006年08月06日 18:41
>もしもあなたの親族や知人が水難事故に遭った時、こういう事情で
>捜索を中断されることに納得できるでしょうか?

 仮に、電波障害を回避するために飛行制限を受けたことと、行方不明者が発見されないこととの因果関係があるのなら、私は日本国と関係省庁を非難するでしょう。
 ただ、今回のケースでは、捜査を行った海上保安庁が「捜索に支障は出ていない」と言っている以上、納得するしかないと思います。

>現在の在日米軍は、北朝鮮のミサイルを迎撃する能力があるのです
>か?

 はっきり言って、ありません。まだSM-3は試験段階ですし、PAC-3の配備もまだ完了していません。
 ただ、迎撃システムが完成していなくとも、レーダーで観測しなければ、そもそもミサイルの発射も目的地もわからないので、レーダーを稼動させておくことは十分に意味のあることです。

>それはともかく、もし国家というものが、国民の生命を守るものならば、
>いつ飛んでくるのか分からない仮想敵国のミサイルの警戒を続けるより、
>今現在行方が分からない遭難者の捜索を優先するでしょうね。

 それはどうでしょうか?「いつ飛んでくるのか分からない」からこそ警戒が必要なのであります。理由はどうであれ、たまたま警戒を緩めていたときに、弾道ミサイルが発射され、予期せぬ事態を招いてしまった、では済まされない話です。
 今回のケースでは、海保、自衛隊、防衛庁や地元自治体との連携がうまくいき、「捜索に最低限必要な時間だけレーダー照射を中断する」ということが可能になったのですから、特に批判すべき点は存在しないと考えます。
Posted by NISSHA at 2006年08月06日 23:54
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