2006年09月10日

≪クジラ 余っても高い≫

9月9日朝日新聞社会面の記事より引用。
日本は「調査捕鯨」という名目での捕鯨を年々拡大しているが、それに比例して在庫量(要するに売れ残り)も増加している。昨年末の在庫量は年間供給量に匹敵する約3900トン。獲った量と同じ量が冷凍庫に寝ているということか。
しかしこれにも懲りず、来年は今年の捕鯨量4000トンより多い5500トンも捕獲する予定だという。

そういうワケで鯨肉の値段は下がりつつあるが、それでもまだ高値である。
「ただ、そんな動き(鯨肉を広めようとする動き)とは裏腹に鯨肉を街中で見ることは少ない。売られていても100グラムで450円はする。都内のある水産物専門店では、人気の高いベーコンブロックに100グラム2500円の高値がつけられている」
「調査捕鯨」には年間費用約60億円を要するが、鯨肉の販売がこの財源となっている。水産庁が値段を決める鯨肉の値段はピーク時の半額以下の1キロあたり2000円になったが、一般の店頭価格は卸値の3倍に達する。水産庁も捕鯨費用の回収のためそれほど値下げできない。

ま、「調査捕鯨」っつーのは実際のところ、商業のためでもなく、もちろん「調査」のためでもなく、国としてのメンツで頑張ってるだけだな。小泉がヤスクニにこだわるようなもんだな。
いっそこんなのキッパリやめて、余ってるのを100グラム100円ぐらいで放出するってのはどうよ?俺ら貧乏人は飛びつくぜw
posted by 鷹嘴 at 01:44 | TrackBack(1) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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「余るクジラ肉」、「国民はクジラなんて食べたくない」という証拠が在庫量ですか?ハァ(--;)味に関してもここにて終止符を。
Excerpt:  前回に続いて今回の記事も一昨年から去年にかけて親米左翼の朝日新聞が書いた記事で
Weblog: 玄洋日誌
Tracked: 2007-02-04 16:46