大阪・下水道作業員中毒死、市職員6人書類送検へ作業手順を厳守し、なおかつKY(危険予知)をしなくちゃ。
2006年09月26日06時33分
大阪市港区で04年、マンホール内で下水道の点検作業をしていた市職員2人が硫化水素中毒で死亡した事故で、大阪府警は25日、同市都市環境局西部管理事務所の前副所長ら計6人を近く業務上過失致死容疑で書類送検する方針を決めた。事故死した管理主任(当時54)も現場責任者として容疑者死亡のまま送検する。府警は、前副所長らが作業前に硫化水素などの濃度を検査しなければ中毒事故が発生する可能性があると予測できる立場にありながら、検査をするよう指導しなかったと判断した。
事故は04年8月、同区八幡屋1丁目の市道で、同事務所が道路陥没の原因調査で下水道管の亀裂の有無を点検していた際に発生。マンホール内(深さ約6メートル)に入った男性職員(当時30)と救助に入った管理主任が硫化水素中毒で死亡した。
調べによると、職員らは直前まで、高圧洗浄機で下水道の汚泥を除去しており、汚泥がかくはんされたことで、下水道内の硫化水素濃度が急上昇し、酸素濃度が低下したとみられる。
市のマニュアル「酸素欠乏危険作業保安管理要綱」は、マンホール内で作業する際、事前に硫化水素などのガス濃度を検知するよう規定していた。前副所長らは職員らに事前検査や呼吸器などの保護具を着用することを指導しなかった疑いが持たれている。
府警は、前副所長ら幹部がマニュアルを守るよう職員に徹底せず、十分な安全対策を講じなかったと見ている。
頭上には突起物
足元には開口部
手元には充電部
KY三兄弟♪
ってね。
(「だんご三兄弟」がヒットしてたころ、ある友人が職場でこの標語を提出したところかなりウケたらしい)