2006年10月18日

アイスランド、商業捕鯨を再開 IWC体制に波紋も

ほう。39頭ですか。たしかに調査捕鯨と称して800頭も捕獲し、その肉を販売しようとしても大部分を冷凍庫に眠らせているバカな国よりはマシですなあ。
アイスランド、商業捕鯨を再開 IWC体制に波紋も
2006年10月18日13時17分
 アイスランド政府は17日、85年から停止していた商業捕鯨を再開すると発表した。国際捕鯨委員会(IWC)が商業捕鯨の一時禁止(モラトリアム)を継続するなか、商業捕鯨に踏み切るのはノルウェーに続いて2カ国目。調査捕鯨とは別に07年8月末までに39頭を捕獲する許可を業者に与える。調査捕鯨を続けながら商業捕鯨再開を主張している日本政府の政策に影響を与える可能性がある一方、欧米などの反捕鯨国から批判が高まりそうだ。
 漁業省の声明などによると、捕鯨量の上限をミンククジラ30頭、ナガスクジラ9頭と設定。「いずれも資源量に比べごくわずかで、(調査捕鯨などをしている)他国の方が量が多い」と強調し、「水産資源を持続可能な形で活用する政策に沿うものだ」としている。
 アイスランドは90年に捕鯨を全面停止した後、03年から調査捕鯨をしている。IWCによる商業捕鯨の枠組みづくりが進んでいる間は再開しないとしてきたが、今年6月のIWC総会で行き詰まりが確認されたとしている。環境保護団体から「ひとりよがりの行動で、すぐに撤回すべきだ」との批判が出る一方、「国際社会の反応をうかがうアドバルーン」との見方もある。
 IWCでは、商業捕鯨禁止はもう不要とする宣言は採択されたが、再開に必要な加盟国の4分の3の賛成は得られていない。

 ●日本は歓迎
 日本の水産庁は、アイスランドの商業捕鯨再開について「クジラ資源を管理しながら持続的に活用することが証明されれば、商業捕鯨の実現に一歩近づく」と歓迎している。ただ、日本は国際捕鯨取締条約に基づく商業捕鯨のモラトリアムを受け入れており、IWCが正式に商業捕鯨再開を決めるまでは調査捕鯨を継続する。
posted by 鷹嘴 at 23:59 | TrackBack(1) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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