謎の電波障害解消へ、米空母周辺 総務省が新周波数
2006年10月18日17時50分
米海軍横須賀基地周辺などで車やシャッターのリモコンが使用不能になる「謎の電波障害」が起きており、総務省が問題解決に乗り出した。リモコン用電波の周波数を定め、出力を上げることで、電波干渉を防ぐという。早ければ、年度内にも政令改正する。
総務省などによると、北海道小樽市に7月5日、「シャッターのリモコンが使えない」との相談が約10件寄せられた。9月15日以降は、神奈川県横須賀市周辺で車のリモコンが使えなくなる被害が二十数件あった。
当時、小樽港、横須賀港には、米空母キティホークが入港。総務省や米軍は原因は特定されていないというが、専門家の間では同艦が出す電波が原因とみられている。
車のエンジンスイッチやドアロックの開閉に使われている電波は、電波法に基づく免許を必要としない「微弱電波」。一般的には315メガヘルツ帯が使われている。
一方、米軍が使う電波は、日米地位協定に基づくもので、電波法で免許を得た電波に準じて扱われている。米軍も今回のリモコン障害を調査しているが、「日本政府によって承認された電波を使っている」と強気だ。
そこで総務省は、車のリモコンを携帯型トランシーバーなどの近距離間通信で使われる「特定小電力無線局」とする方針を打ち出した。周波数を312メガヘルツ超、315.25メガヘルツ以下に指定、出力は従来の50〜60倍にする。
リモコンを製造する車メーカーなどは民間機関による審査を受け、総務省の認証を得なければならなくなるが、電波干渉は防げるという。
総務省の担当者は「今回のリモコン障害が、制度を改める要因の一つになった。同様の電波障害はかなり解決されるはず」としている。
2006年10月19日
【謎の電波障害解消へ、米空母周辺 総務省が新周波数】
アメ公の方が周波数変えるか出力抑えるのが筋じゃねえか?属国根性丸出し。
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