例の役人は休んでても給料貰ってただけじゃなく、副業?で市の工事の仕事を受注して荒稼ぎしてたんだとさ。もう何がなんだか・・・
元職員、市の工事を総額2億5千万円受注 奈良長期病欠
2006年10月28日
病気を理由に休暇・休職を繰り返して、5年9カ月の間に8日しか出勤していなかった奈良市環境清美部収集課の元男性職員(42)=懲戒免職=が同期間、給与のほぼ満額を受けとる一方、実質的に建設業を営み、01年度以降、市の約15課から計約2億5700万円の工事を受注していたことが28日、市の調査でわかった。大半が随意契約だった。
元職員は妻を代表者として市に登録。土木、建築、舗装、造園、管工事を個人経営で請け負っていた。市は元職員が関係各課で受注に向けた営業活動をし、契約締結などの事務手続きにかかわっていたことから「実質上の経営者」と判断した。
市出納室がまとめた元職員の受注工事の「支払い一覧」によると、01年度は32件約4700万円▽02年度は27件約6400万円▽03年度は40件約5800万円▽04年度は36件約2600万円▽05年度は38件約5100万円▽06年度は17件約1100万円(9月末現在)――となっている。市幹部は「この規模の業者にしては契約件数が多い」としている。
住宅課との小口の随意契約が多く、元職員の住む地区内の市営住宅や、同和対策事業の一環として建てられた改良住宅の修繕などだった。市の規則では、130万円以下の工事請負や50万円以下の施設修繕などは随意契約の対象となる。
元職員はこれまで市に対して「営業活動はしていない。各課には地域の要望を上げるために行っていた」と話している。その一方、複数の職員が元職員から「仕事をくれ」と依頼されたと証言している。
市が05年度に元職員と随意契約などに関係した9課の職員11人に聞き取りをしたところ、10人が「もう市を辞めたと思っていた」、1人が「業者だと思っていた」と答えた。
元職員を巡っては、市が談合を防ぐため進めていた郵便入札の一部業種への採用に強く反対し、市が導入を延期するきっかけになったことも判明している。
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