普天間移設 米、集落上空通過ルートも要求なし崩しの住宅地上空飛行なんてふざけんじゃねえぞ!遠く埼玉の地から糸数慶子さんを応援しています。
2006年11月07日03時02分
在日米軍再編の焦点である普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古崎への移設計画で、米政府が今年5月の日米合意に含まれなかった周辺集落の上空を通過する着陸ルートの実現を日本政府に求めていることが6日わかった。米側の要求通りに計画が修正されれば、滑走路2本をV字形に置くことで離着陸する米軍機が集落の上を飛ぶことはないとしてきた防衛庁の説明が崩れ、自治体や周辺住民が反発する可能性も出てきた。
普天間飛行場の移設問題が最大の焦点となっている沖縄県知事選にも影響を与えそうだ。
防衛庁幹部によると、米側は2本の滑走路いずれにも双方向で着陸できるよう、それぞれの滑走路の両端に着陸誘導の「進入灯」を計4カ所設置するように求めている。想定されていなかった着陸ルートについて米側は、燃料不足や悪天候など「万一の場合」に限る、と説明しているという。
防衛庁が今年4月、米側の了承を得て名護市などと合意したV字形滑走路の計画は、北風の時は北側滑走路を着陸用、南側を離陸用、南風の時はその逆としていた。だが米国側の今回の要求に応じると、北東部の名護市や南西部の宜野座村の住宅の上空を飛ぶ可能性が出てくる。
防衛庁では、米側の要求について「計画を変更したら地元の理解を得られるのか」(関係者)との慎重論が出ている。同庁の守屋武昌事務次官も6日の記者会見で「いま日米で考え方がまとまっているわけではない」と述べるにとどまった。
額賀防衛庁長官(当時)が4月に名護市の島袋吉和市長らと交わした基本合意では「辺野古、豊原、安部各地区の上空の飛行ルートを回避」などとされた。滑走路を2本造ることで、海上の埋め立て面積や工費の増大が指摘されていたが、防衛庁は米軍機の集落上空の通過を避けるためには必要だと説明していた。
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