2006年11月09日

≪愛国は国粋主義と違う≫

朝日新聞の夕刊で「わたしの教育再生」というコラムが連載されている。11月7日は数学者のピーター・フランクル氏。俺、この人を京浜東北線の車内で見たことがあるぞ。でかい荷物(小道具?)を抱えて、弟子(付き人?)と一緒だった。上中里あたりで降りたような気がする。
それはともかく、最後の方だけ引用するからよく読んで欲しい。とくにクソウヨ連中によく読んで欲しい。

愛国心は必要だと思っている。ただし、安倍首相の「美しい国へ」や、藤原正彦氏の「国家の品格」とか、何冊もこういう本を読んだけど、これらの本は愛国心と言いながら、国粋主義の思想。外国人が日本の悪口を言うと嫌われるから、ボクにとって一番言いにくい問題だけど。
愛国も国粋も、国を愛する気持ちは一緒だけど、愛国主義者は、自分の主観的気持ちだと認めている。でも、国粋主義者は客観的だと思っている。いつも外にスケープゴードを探して、何かをやり玉に挙げる。日本はいいけれどもほかの国は悪いとか、都合のいい比較になっている。
自分のお母さんを愛しているのは自分のお母さんだから。世界で一番料理がうまくて、美しくて、賢いからではない。国についても、母なる国、母国、そういう愛の気持ちは大切。
日本には優しい人、美しい場所、すばらしい文化がたくさんある。そういうことを子供たちに感じさせるように校外活動を増やせばいい。国を愛しなさいとか、毎朝君が代を斉唱しなさいとか、強制的なやり方ではなくてね。

つまり、
国を愛するというのは、自分の国だから愛するのである。
他の国と比べてこっちはどうとか比較することではない。
科学が進んでいるとかスポーツが強いとか経済力があるとかいって自慢するのは「愛国心」ではない。「国粋主義」に他ならない。
クソウヨみたいにアジアを解放したとか数少ない独立国だったとか盟主だとか言うのは論外。ヒトラーとか石原慎太郎みたいにオリンピックやってみようなんてのは愚の骨頂。

・・・と、いうことですな。クソウヨ連中は自分に「愛国心」なんか無いことを自覚しやがれ(笑)


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posted by 鷹嘴 at 00:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだかよくわからないけど、
アメリカの核は汚い核、
中国、朝鮮の核は綺麗な核。
日本は、核の議論もダメ。

こういう比較はOKですね。
Posted by 哀哭芯 at 2006年11月10日 09:45
>アメリカの核は汚い核、
中国、朝鮮の核は綺麗な核。
日本は、核の議論もダメ。

誰もそんな事言っていませんよ?OKも何も、そんな比較一体誰がしました?

管理人さんもアメリカに対して言っているのは「手前等が一番大量に核を保持しているくせに他人の核に対して言える立場か」ていってるだけで、何も中国、朝鮮の核は綺麗だと言ってるのではないでしょう。わからないからって人の主張を歪曲・捏造するのはやめなさい。
Posted by ケルベロス商会 at 2006年11月10日 19:09
>ケルベロス商会さま

ちょっと皮肉を言ってみただけだってば。
朝日や進歩的文化人に。

あと、鳩山さんと民主党にね。

”歪曲・捏造”って言う言葉を見ると、
なんか、にやけちゃうね。

やっぱ、クソウヨだからかな。
Posted by 哀哭芯 at 2006年11月11日 15:51
核を一番多く保有してるのはアメリカじゃなくロシアじゃなかったか?


Posted by 秀里 at 2006年11月13日 22:38
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