2006年11月17日

「持ち込ませず」疑問視 自民の笹川党紀委員長

これも古いニュースだけどさ。
ま、たしかに「持ち込ませず」は形骸化してると思うけどね。

2006年11月7日(火)
「持ち込ませず」疑問視 自民の笹川党紀委員長
 自民党の笹川尭党紀委員長は7日午前の党役員連絡会で北朝鮮の核実験に関連し「非核3原則のうち(米軍から)『持ち込ませず』を堅持していて日本の安全が守れるのか議論が出てくる」と発言した。中川秀直幹事長が記者会見で明らかにした。

 同原則の一部を疑問視した発言。安倍晋三首相は、中川昭一政調会長や麻生太郎外相が日本の核保有論議の必要性を指摘するなどしたことから、非核3原則の堅持を明言してきたが、政府、自民党内の足並みの乱れがあらためて露呈した格好だ。
 役員連絡会で笹川氏は、「北朝鮮は核兵器を持つということを志向するだろう」と指摘。その上で日本の対応策に関して「3原則の『持たず』、『つくらず』はいい」としつつも、「持ち込ませずは現実的ではない」などと再検討の必要性に言及した。
 これに対し中川幹事長は「党執行部は首相が党を代表して公式の場で言っていることを百パーセント守り、サポートしないといけない」とくぎを刺した。また会見で「非核3原則の国是を大前提に、わが国の安全をどのように守るのかの議論は大いにしたらいい」と述べた。
 笹川氏は国会内で記者団に「これまでは非核3原則で十分だったが、北朝鮮が核を持ったという時に日本がどう対応するか心配で、議論を聞かせてほしいと言った。今まで通りで対応できるのか議論するのはいいことだ」と説明した。
 一方、中川政調会長は、中川幹事長に「何かあるか」と見解をただされ、「お騒がせしています」とだけ述べたという。
(共同通信社)
posted by 鷹嘴 at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 困った人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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